営業はヒアリングだ!といわれて久しいですね。お客様が欲しいものをしっかりとしたヒアリングで炙り出して、ニーズのあるものを売りましょうという考え方です。これはこれで必要なことですが、それだけでは成約率は上がっていきません。そう、不買理由をつぶしにいかないと買わないのです。
そして、その影響に関しても甚大な影響があるならば、繰り返しましょう。
案件の大きさによって、適切なリードタイム設定が異なります。ここで刈り取るというポイントを決めたら、接触計画を決めて、それぞれ何をするための接触なのかを決めましょう。
回数が多くなってしまったり、間延びしてしまったらこの関心の引き上げトークは必須になってきます。
問い合わせした時、その直後ぐらいが購買心理としては一番ホットなのです。よほど欲しいもの以外は、だんだん冷めていくのがほとんどです。
だから、関心を少しでも落とさずに接触し続けるためのトーク要素が必要なのです。
案件について、細部まで思い出してもらう。案件の重要性を再度確認する。そういうトークをスクリプトに入れ込む。
そうすればなんとか相手の関心を下げずに成約にいたることができます。
こういう工夫ができないと、だんだんお客様とのアポがとりにくくなり、やっぱりいいや、になってしまうんですね。
関心の引き上げはそのたびごとに必要です。当然、関心が薄れないうちに刈り取るというセールスリードタイムの設定も重要ですね。
さて、次回は怪しさを払拭するための布石の打ち方を解説していこうと思います。
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セールスプロセス改善
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THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役
THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。