星野之宣『宗像教授世界編』第四巻の欠陥「古墳は土石流対策の灌漑施設?」(2016年11月21日の記事の再掲)

2024.08.30

ライフ・ソーシャル

星野之宣『宗像教授世界編』第四巻の欠陥「古墳は土石流対策の灌漑施設?」(2016年11月21日の記事の再掲)

純丘曜彰 教授博士
大阪芸術大学 哲学教授

/今日、発売になった星野之宣『宗像教授世界編』第四巻に、この話が出ている。が、この2016年の記事は参考文献に挙げられていない。田久保晃『水田と前方後円墳』という2018年の本が、このネタを使っていて、そちらを挙げている。世に同じようなことを思いつく人はいくらでもいるので、べつにパクられたなどと騒ぐ気はないが、じつは古墳水田潅漑説には大きな欠陥がある。とりあえず再掲して追記しよう。/古墳は墓だ。だが、やたら天文にこだわっていた古代人にもかかわらず、その方位はばらばら。しかし、現地の様子をよく見ていくと、墓である以上に、防災水利施設としての必要性があったのではないか?/

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純丘曜彰 教授博士

大阪芸術大学 哲学教授

美術博士(東京藝大)、文学修士(東大)。東大卒。テレビ朝日ブレーン として『朝まで生テレビ!』を立ち上げ、東海大学総合経営学部准教授、グーテンベルク大学メディア学部客員教授などを経て現職。

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