世界的な超大企業、マイクロソフト。仕事上使わざるを得ないオフィスソフトの巨人だ。しかしメーカーおよびサービス提供者としての能力と誠実さには疑問符を掲げざるを得ない、そんな体験をお話ししよう。
せっかく作業した内容をセーブする前に突如としてシャットダウンするので、かなりの作業を無駄にした(昔のマッキントッシュのようだ)。これを数度繰り返し、大いにフラストレーションが高まったところで、再度MSのサービスデスクに電話した。
最初のエンジニアはリモートで色々と対処しようとしてくれ、しかも数回にわたって電話をしてくれるなど、比較的まともだった(実は折り返し電話を寄こさないMSエンジニアが少なくない)が、結論的にはまったく効果がなかった。
5台目のLaptop3に関する2度目の問い合わせで担当してくれたエンジニア・S氏は今までのエンジニアと違っていた。事情を聴くとまず「再び機器交換はできますが、同じことを繰り返す可能性はあります」と正直に話してくれた。そして「こんなに何度も機器交換の迷惑をお掛けしているのはとんでもないことです。責任者に伝えます」と言ってくれた。この一連のトラブルの中で唯一「正常」な対応だったと言っていいだろう。
小生としてはとにかく一刻も早くまともな作業用PCが欲しかったので、この3月末に別のPCを購入していた(さすがにMSではなく別メーカー製だ)。さらに面倒な(データ保存~初期化~工場送付~受け取り後の初期設定などで数日分の工数が掛かる)機器交換をしてもトラブルが解消される保証はないのだ。Sエンジニアの言葉を信じ、MSの誠実な対応に期待することにした。
その言葉通り、しばらくしてMSのエンジニアの責任者という方から電話が何度か掛かってきた。そしてそのたびにリモートで設定や使用状況を確認し、色々と設定を変えたり新しいソフトをDLしたりして「これで1週間ほど様子を見てください」と毎回期待させた。しかし我がLaptop3の「突然のシャットダウン症候群」は結局直らない(それでも当初の十数分に比べシャットダウン発生間隔が30分ほど空くようになったのは事実だ。さすがに「責任者クラス」だけある)。
この責任者は「後で解析します」といって、その度に使用状況のデータを吸い上げもした。しかしこの頃になると小生も新たに購入した作業用PCばかり使うようになり、このLaptop3はほとんど使わなくなっていたので、使用状況のデータは、数度使ってその度にシャットダウンが起きたことを示すだけになっていた。
こんなことを数週間続けたが、あるとき呼び出し音が鳴っている間に電話を取れなかった。それ以降この「責任者」からの連絡はばったりと来なくなってしまった。電話はもちろん、メールも一度も来ていない。小生も忙し過ぎたので、あの面倒なサービスデスクへの問い合わせをする気にならなかった(電話が通じるまで1時間前後待つのはザラで、その後もたらい回しされ、その度に同じ話をしないと担当のエンジニアに到達しない、等々)。
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パスファインダーズ株式会社 代表取締役 社長
「世界的戦略ファームのノウハウ」×「事業会社での事業開発実務」×「身銭での投資・起業経験」。 足掛け38年にわたりプライム上場企業を中心に300近いプロジェクトを主導。 ✅パスファインダーズ社は大企業・中堅企業向けの事業開発・事業戦略策定にフォーカスした戦略コンサルティング会社。AIとデータサイエンス技術によるDX化を支援する「ADXサービス」を展開中。https://www.pathfinders.co.jp/ ✅中小企業向けの経営戦略研究会『羅針盤倶楽部』の運営事務局も務めています。https://www.facebook.com/rashimbanclub/
