日清・日露戦争を舞台とした、かの有名な歴史小説「坂の上の雲」 (司馬遼太郎著)がドラマ化されました。 この偉大なる歴史小説には、現代のビジネスマンが学ぶべき、マネジメントの原理・原則が随所にちりばめられています。 「坂の上の雲」は、いわば、「マネジメント教本」と言えます。 この教本から学べるマネジメントの原理・原則のひとつをご紹介し たいと思います。
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■■ 編集後記 ■■
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「坂の上の雲」を再度読み始めてみて、これ程、今のビジネスに
対する指南書はないのではないかと思いました。 関連する書籍や
文献も、探し求めては読んでいます。
戦争とビジネスを一緒に語るのは、何か道徳的にちょっと引っかか
るものがありましたが、元々、ビジネス用語は軍隊用語が多いもの
であります。
例えば、「ロジスティクス」という言葉は、今ではよく使われてい
ますが、当時は「兵站(へいたん)」と言われており、日露戦争の
奉天会戦での日本軍は、砲弾・弾薬の補給が不足しているというこ
とで、大山・児玉両陸軍トップが常に頭を悩ませていた問題でした。
ビジネスの世界でも、いい製品を作っても、最後にお客様に届ける
ための物流というサービス機能が弱いと、台無しになってしまいま
す。
いずれにせよ、「坂の上の雲」には、まだまだビジネス、特にマネジ
メントを行う上での原理・原則や教訓がちりばめられており、それに
気付いた筆者としては、機会をみて引き続きレポートを続けたいと思
っています。
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