マネージャー心得シリーズ vol.3 向き不向き問題──いい選手、いい監督にあらず 1. いい選手、いい監督にあらず スポーツの世界を見れば明らかです。 どれだけ名選手として実績を残しても、必ずしも名監督になれるわけではありません。 逆に、選手としては目立たなかった人が監督としては大成功するケースも多い。 マネジメントの世界も同じです。 優秀なプレイヤーがそのまま優秀なマネージャーになるとは限らないのです。
マネージャー心得シリーズ vol.3
向き不向き問題──いい選手、いい監督にあらず
1. いい選手、いい監督にあらず
スポーツの世界を見れば明らかです。
どれだけ名選手として実績を残しても、必ずしも名監督になれるわけではありません。
逆に、選手としては目立たなかった人が監督としては大成功するケースも多い。
マネジメントの世界も同じです。
優秀なプレイヤーがそのまま優秀なマネージャーになるとは限らないのです。
2. マネジメントには向き不向きがある
「自分はマネージャーに向いてないのでは」と悩む人は少なくありません。
実際、性格やスタイルの違いによって、マネジメントの得意・不得意は出やすいものです。
3. どういう人が向いている?向いていない?
• 向いている人の傾向
人の成長を見るのが好き、話を聞くのが得意、任せられる、待てる。
• 向いていない人の傾向
「自分でやった方が早い」と思いがち、短気で待てない、人より成果や数字しか見ていない。
こうした特徴は確かにありますが、これは“絶対条件”ではありません。
むしろ「苦手だけど工夫する」ことで、マネジメント力は十分に伸ばせるのです。
4. マネジメント3つのミッションで考える
マネージャーの役割は大きく3つに整理できます。
1. 業績をつくる(数字)
2. 職場を整える(環境)
3. 人を育てる(育成)
プレイヤーは主に「業績」で評価されます。
しかしマネージャーは、「環境」と「育成」にも大きな責任を持たなければなりません。
この部分が苦手な人にとって、マネジメントは難しく感じられるのです。
5. マネジメントの変化
さらに難しさを増しているのが、時代の変化です。
昔は「指導型マネジメント」──上司が正解を持ち、部下を引っ張るスタイルが主流でした。
しかし今は「共感・傾聴型マネジメント」へと変わりつつあります。
つまり、カリスマ的なリーダーが答えを示すのではなく、
「一緒に考えよう」と伴走するタイプのマネージャーが求められているのです。
6. 結論:向き不向きはあっても克服できる
確かにマネジメントには向き不向きがあります。
けれど必要なのは天性の資質ではなく、日々の小さな習慣です。
「問いかける」
「任せる」
「褒める」
「待つ」
これらの行動を積み重ねれば、誰でもマネジメント力を磨くことができます。
そして最後に強調したいのは、役職は人を作るという事実です。
マネージャーという役割を与えられたからこそ、人は成長し、リーダーとしての力を後から獲得していける。
だからこそ「自分は向いていない」と思い込むのではなく、
役職を通じて成長していく姿勢こそが、マネージャーとしての第一歩なのです。
【◉】マネージャー心得シリーズ
2026.02.05
2026.02.22
2026.02.24
人材育成コンサルタント、シニアインストラクター
● 人材育成、DX・IT、コンサル、マーケの経験を踏まえて、人材教育の新たなアプローチを探求中 明大法なのに齋藤孝ゼミ🤣 教免3種ホルダー イノベーション融合学会専務理事 教育研究家、モノカキの時は、「富士 翔大郎」と言います。天才トム・ショルツの「BOSTON」と「マニュアル車」「海外ドラマ」をこよなく愛する静岡県民
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