マネージャー心得シリーズ vol.4 任せる勇気がマネージャーを育てる 1. 自分でやった方が早い、の罠 マネージャーの悩みで多いのが「部下に任せたいけど、自分でやった方が早い」というものです。 確かにその場は効率的ですし、ミスも少ないかもしれません。 しかしその判断を繰り返すほど、部下は育たず、結局はマネージャー自身の負担が減らないという悪循環に陥ります。
任せる勇気がマネージャーを育てる
1. 自分でやった方が早い、の罠
マネージャーの悩みで多いのが「部下に任せたいけど、自分でやった方が早い」というものです。
確かにその場は効率的ですし、ミスも少ないかもしれません。
しかしその判断を繰り返すほど、部下は育たず、結局はマネージャー自身の負担が減らないという悪循環に陥ります。
2. 任せることが育成につながる
「任せる」ことは効率を落とすように見えます。
ですが実際には、部下を自立型人材へと育てる最短ルートです。
自分で考え、試行錯誤し、失敗から学ぶ経験こそが、成長の土台になります。
上司は自分が完璧にやるよりも「任せてみる」ことで、部下を強くし、自分も“マネジメントの腕”を磨いていけるのです。
3. メンタリングマネジメントの視点
任せるとは、放任することではありません。
必要なのは「メンタリング型マネジメント」です。
そのポイントは3つ。
1. 見本を示す──まず上司が手本を見せる
2. 信頼する──やらせてみる、任せてみる
3. 支援する──困ったときは助ける、失敗から一緒に学ぶ
このサイクルを回すことで、部下は安心して挑戦でき、自分の力を伸ばしていきます。
4. 自立型人材が組織を強くする
任せられた経験のある部下は、やがて「自分で考えて動ける人材」に育ちます。
これは単なる業務分担ではなく、組織を強くするための投資です。
指示待ち人材が増えれば、上司はますます忙しくなります。
逆に自立型人材が育てば、上司の負担も減り、チーム全体のパフォーマンスが上がります。
5. まとめ
任せる勇気は、短期的には効率を下げるかもしれません。
ですがそれ以上に、部下を自立型人材に育て、組織の力を底上げする大きな効果があります。
見本を示し、信頼して任せ、必要な支援をする──これがメンタリングマネジメントの本質です。
任せる勇気を持つことこそ、未来の組織をつくる第一歩。
そしてその過程で、マネージャー自身もまた成長していくのです。
【◉】マネージャー心得シリーズ
2026.02.05
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2026.02.24
2026.02.26
人材育成コンサルタント、シニアインストラクター
● 人材育成、DX・IT、コンサル、マーケの経験を踏まえて、人材教育の新たなアプローチを探求中 明大法なのに齋藤孝ゼミ🤣 教免3種ホルダー イノベーション融合学会専務理事 教育研究家、モノカキの時は、「富士 翔大郎」と言います。天才トム・ショルツの「BOSTON」と「マニュアル車」「海外ドラマ」をこよなく愛する静岡県民
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