~ サービスサイエンス的思考法でビジネスモデルを探る ~ ゴルフ場がどんどん進化しています! 「ゴルフ場」から「カントリークラブ」に続く フェアウェーを歩むゴルフ場。 今やニューサービスの宝庫です。
◆また、女性ゴルファーだけにターゲットを絞ったランチ・みやげ
付き格安レディースパックや、2人だけでのラウンドや、18ホー
ルを連続して回るスループレーが可能であったりと、ゴルファーの
多様なニーズに的確に応えて、サービスレベルを向上させている。
◆このように、今までのものの見方や視点を変え、新しい何かを加
えることで、ユーザーも気づかなかった意外性のある全く新しいサ
ービスモデルが創造されるのである。
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■ 本日の学び
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人間は、固定観念に縛られ、新しい発想が浮かばなくなることがよ
くあります。 その時は、何か全く別のものと組み合わせてみると、
面白い発想が浮かび上がることがあります。 新しいタイプのゴル
フ場のサービスがそうであります。 新しいタイプのゴルフ場とい
っても、特別にすごい、今まで見たこともないような仕掛けや技術
を取り入れる必要はありません。 「ゴルコン」なんかも特別な合
コンをやっているわけではありません。 今まで通りの合コンをた
だゴルフ場でやるという発想の転換がポイントです。 新しい発想
に困ったら、まったく違うものやサービスを並べて、どんどん組み
合わせてみると意外に簡単に面白いサービスが生まれるかも知れま
せん。
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■ 編集後記
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昨日ある公開セミナーで、経済同友会の幹部の方の講演を聞きまし
た。 そのなかで、地球環境問題の話題が出て、その講師曰く、先
のイタリアで行われたG8で、世界は2050年までに1990年対比でCO2
を80%以上削減するという宣言をしたとのこと。 ゴルフ場のこの
記事を書いていてふと思ったのは、ゴルフ場というビジネスモデル
がこれからも持続的に生き残るために次に何かと組み合わさるとし
たら、それは「地球環境問題」ではないかと思いました。 ある意
味自然を破壊してどんどん作られて来たゴルフ場にとって、これか
らはどれだけ地球にやさしく、CO2削減に寄与できているかが問わ
れてくるに間違いないと思いました。 それに答えられないゴルフ
場は市場からの退場を余儀なくされることでしょう。
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ビジネス進化論
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