/民主主義は、多数決ではなく、少数派にも配慮し、かれらを包含すべきもの。だが、エセ「革新」ソフィストたちは、この規定を逆手に取って、少数派の意見を強烈にアピール。それどころか、少数派以外の人々にまで、古い「偏見」に「反省」と「回心」を迫り、従わない者たちを「虐殺」していく。/
正義は損得じゃない。真理は勝ち負けじゃない。少数派の変わり者がなんと言っていようと、それはそれ。それこそ、人は人。やつらは、自分たちの権益拡大のために、きみまで洗脳しようとしているが、きみはきみの中の心の声だけを真剣に心配しよう。そして、損得勝ち負けを超えて、その自分自身の心の声にこそ正直に生きよう。それこそが、きみがきみである証なのだから。
(by Univ.-Prof.Dr. Teruaki Georges Sumioka. 大阪芸術大学芸術学部哲学教授、東京大学卒、文学修士(東京大学)、美術博士(東京藝術大学)、元テレビ朝日報道局『朝まで生テレビ!』ブレイン。専門は哲学、メディア文化論。近書に『アマテラスの黄金』などがある。)
哲学
2012.01.16
2017.04.25
2017.05.09
2017.05.16
2017.05.23
2017.05.30
2017.06.06
2017.06.13
2017.06.28
大阪芸術大学 哲学教授
美術博士(東京藝大)、文学修士(東大)。東大卒。テレビ朝日ブレーン として『朝まで生テレビ!』を立ち上げ、東海大学総合経営学部准教授、グーテンベルク大学メディア学部客員教授などを経て現職。