先日、シリーズ第15作が発売されたばかりの人気歴史シミュレーションゲーム「信長の野望」。第一作が発売されたのは1983年3月30日のことでした。
今日、3月30日は「信長の野望の日」です。
1983年3月30日、多くのファンを集める人気の歴史シミュレーションゲーム「信長の野望」が発売されました。当時マイコンと呼ばれていた家庭用パーソナルコンピュータ向けにBASICで作成され、カセットテープとフロッピーディスクで販売されていました。
この記念すべき第一作は「近畿から中部にかけての17カ国が舞台。プレイヤーは織田信長か武田信玄となり、全国の統一をめざします。領国経営という本格的なビジネス要素をシミュレーションゲームに導入したはじめての作品。」でした。そのため、当時のメディアから「マネジメント技術を磨けるゲーム」「経営センスが問われるゲーム」などといった文脈で紹介されることも多かったそうです。(信長の野望クロニクル)
「信長の野望」第一作は、現在コーエーテクモゲームスの代表取締役である襟川陽一氏が自らソースコードを書いたという伝説のゲームです。この作品からプロデューサー「シブサワ・コウ」の名前がゲームにクレジットされるようになりました。この「シブサワ・コウ」という名前は、主に襟川氏のペンネームとして使われていますが、当初はゲームごとに「中の人」が変わる架空のプロデューサー名でした。
さて、すでにお気づきの方も多いと思いますが、この「シブサワ・コウ」という名前が現在放送中のNHKの大河ドラマ「真田丸」のタイトルクレジットに登場しています。
「真田丸」では毎回、戦国時代の武将勢力分布が3Dマップで解説されますが、「シブサワ・コウ」はこの3D地図監修として技術協力をしています。NHKのマップ製作チームが「信長の野望」のCGデータを加工して作っているそうですが、とにかく毎回、領地がころころと変わる波乱の時代のマップを、きちんと時代考証しつつ作ることに非常に苦労されているそうです。
このNHKのチームリーダーの方がインタビューでもとになった「信長の野望」の3Dマップデータについて、『データ量はものすごく重いのですが、洗練されていて構造が実にスマート。理路整然としている。』と表現されているのが印象的です。コンバートだけで1年近くかかったというのですから、その膨大なデータ量は想像に難くありません。(真田丸公式HP さなイチ別冊インタビュー)
先日、発売されたシリーズ第15作「信長の野望・創造 戦国立志伝」では、真田幸村関連のシナリオやイベントを拡充し,これまで関ヶ原の戦いの時期までだった歴史イベントも,幸村が活躍した大坂夏の陣まで描かれるとのことです。今年はテレビもゲームも真田幸村が熱いようです。
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