今回のテーマは、「存在意義を考える」です。若い人を中心に、組織の中での自分の存在意義を見出せずにいる人が少なくありません。入社したてでは、なかなか結果も出せず、業績に大きく貢献することも難しいです。まずは「できること」から取り組んでいくことが大切です。若手だからこそできること、若手にしかできないことも存在するのです。
①一人ひとりの社員が、自助努力でたえず自分の「能力開発」「スキルアップ」をして、能力を高めていかなければ、いつ失業してもおかしくないということ
②社員には、スキルや知識といった仕事に合った能力とは別に、仲間や上司や経営者とのコミュニケーションを効果的にとって、能力を最大限に発揮できる力が必要であるいうこと
③社員には、入社した企業の理念に共感し、組織風土に同化しながら理念の実現に一緒にまい進するマインドがなければならないということ
単に仕事ができる、優秀というだけでは、持っている能力を最大限に発揮することはできませんし、その職場や企業で長続きもできないものなのです。特に最後の3つめの理念への共感、組織風土への同化は、必要不可欠なことです。経営者の側にも説明責任は当然ありますが、社員の側にも入社した以上は、共感・同化の義務があるのです。
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「スター社員の仕事術」
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今野 誠一
株式会社マングローブ 代表取締役社長
組織変革及びその担い手となる管理職の人材開発を強みとする「組織人事コンサルティング会社」を経営。 設立以来15年、組織変革コンサルタント、ファシリテーターとしてこれまでに約600社の組織変革に携わっている。