前回・前々回に引き続き、今回は、確実に成功を手に入れるための方法ということで、そのために必要な「資源」。そして、「方法・やり方」「協力者の存在」についてお話したいと思います。
【3.諦めずに追い求める】
成功イメージを実現できるかどうかの最も重要なポイントは、実は「諦めずに追い求めつづけられるかどうか」なのです。5年後の成功イメージは、人生企画書のような形で、明文化・ビジュアル化して、定期的に見返す機会を持ちましょう(月ごと・半年ごと・年度ごと)。
■□■ 協力者の存在を考える ■□■
【1.メンターを持つ】
5年後の成功イメージに向かって進んでいく道が、いつも順調とは限りません。壁にぶつかって、それを乗り越える策に逡巡しているとき。失敗体験が重なって落ち込みの時期が長引いたようなとき。外の親しい友達に話してみるけど、仕事の話が通じないので聞いてくれるだけで、アドバイスをもらえるわけではなく、抜け出す道が見つからない――。そんなとき、メンターがありがたい存在になるのです。
経験豊富なメンターに、継続的な支援を受けることを「メンタリング」と言います。メンターとは、「助言者、師匠、後見人」というような意味です。信頼できるメンターが、あなたを守ってくれます。
【2.家族を大切にする】
いつも見守り、最後の砦になってくれるのは家族です。仕事は仕事、家族は家族という人が多いと思いますが、最後の最後、行き詰まったときに頼れる先は家族。将来自分がどうありたいかについて、家族の理解を得ておくことは、非常に大事なことなのです。
(初回2010年6月9日掲載)
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今野 誠一
株式会社マングローブ 代表取締役社長
組織変革及びその担い手となる管理職の人材開発を強みとする「組織人事コンサルティング会社」を経営。 設立以来15年、組織変革コンサルタント、ファシリテーターとしてこれまでに約600社の組織変革に携わっている。