自分の人生そのものや仕事に関することに対して成功イメージを持つことが大切です。今回は、成功イメージの描き方をご紹介します。
ミッションステートメントは、ちょっと考えて簡単にできるものではありません。
マングローブの30ブロックも、構想してから完成するまでに1年くらいはかかったと思います。
自分の価値観や、どうなりたいかを考える有効なワークを二つ紹介しておきます。
・5年後の自分への感謝状ワーク
これは、5年後に自分が理想の姿になれたとして、ビジネスで成功しているとして、関係する人たちから書いてもらいたい感謝状を考えるワーク。上司・部下・顧客・家族といった人たちからもらう5年後の感謝状を考えることで、理想の姿を様々な角度から考えることにつながるのです。けっこう面白いですよ。
・自分の葬儀での弔辞ワーク
これは、縁起があんまりよくない企画なのですが、もし5年後に理想の姿になれてビジネス的にも成功を収めていた自分が不幸にも死んでしまったとして、自分の葬儀を葬儀場の上から見ていられたとして、感謝状と同様に、関係者の人たちからどんな弔辞を読んでほしいかを考えるワーク。これは人生そのものをどう終わりたいか?というレベルで真剣に考えることになって、かなり有効なワークです。
こうした未来からこちらを見つめるワークは、自分がどんな存在でいたいのかを考えるのに、普段ではまったく体験できない角度を与えてくれるのです。
こうしたワークを経て、自分がありたい姿や、大切にしている言葉を豊富に並べたところで、それらを土台にミッションステートメント(自分理念)を執筆するといいです。
≪重点目標の必要性≫
「5年後にこうありたい」という成功イメージを描くときに、漠然とした大きなイメージだけでなく、3つから5つぐらいのより具体的なイメージにブレイクダウンして描いておくことが必要です。
成功イメージを実現させるために
・ 何を身につけなければならないのか
・ 何ができるようになるべきなのか
などを具体的にすることで初めて、行動へ移すことができます。
(初回2010年5月26日掲載)
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今野 誠一
株式会社マングローブ 代表取締役社長
組織変革及びその担い手となる管理職の人材開発を強みとする「組織人事コンサルティング会社」を経営。 設立以来15年、組織変革コンサルタント、ファシリテーターとしてこれまでに約600社の組織変革に携わっている。