商品は「買いたい!」と思っても、怪しい相手からは買いませんね。小さな会社はこの怪しさを払拭するのに一苦労します。その怪しさを払拭するために効果的なのは実績を明らかにすることです。
まあ、いまどき知らない人はいないぐらいの実績紹介という手法ですが、当たり前になりすぎて、忘れる人もいっぱいいます。これは怪しさを払拭するための手段です。
まあ、大企業がやる場合には、安心感もありますが、案件遂行、商品使用自体のリアリティを上げるほうに注力するほうがいいでしょうけどね。
この布石をちゃんと打ち込んでおかないと、お客さんが欲しいものを目の前に提示してあげても、やっぱり買わない。別のところから買うとなってしまう可能性が高まります。
しっかりと、ヒアリング段階で打ち込んで行きましょう。
スクリプトをつくる時には、お客さんにヒアリングをしながら、こういう布石を打ちこめるように設計するのがいいですね。なかなか難しいでしょうけど。
次回はまた違った不買理由の潰し方をお伝えします。それでは次回をお楽しみに。
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セールスプロセス改善
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THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役
THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。