最近、組織の中でメンタルヘルスに関する関心が高くなってきましたね。私にも、悪化、回復の体験があります。その体験が皆様のお役に立つかはわかりませんが、何かしらの役に立てばいいな、という願いのもと、つらつらと書かせていただきます。
リーダーが方針をコロコロ変えてしまう、描く未来をコロコロと変えてしまうことは、社員が過去にやってきたことを否定すること、と意味づけられがちなんです。
意識が相当高ければ、経営者の考えについていけます。臨機応変に対応しないと、中小企業レベルでは、生き残れないこともわかります。
でも、たいていは、同じレベルで考えることは無理です。経営者は、社員に自分と同じレベルの努力を求めることもありますが、それは無理だと思います・・・。よっぽど、マネジメントの仕組みができていたり、天才的なマネジメントセンスがあれば別ですが。
私自身、経営者になってみて、大きな絵は変わらないですが、小さな絵はコロコロと変えていかないと、やっていけないことが非常によくわかりましたね。
多くの人を関与させて、仕掛りの作業を大量発生させて、それを突然中止するのは、すごくメンタルヘルスには悪いですね。その理由が納得がいくもの、関わったメンバーの過去を無意味にするものでないように説明する必要があります。
4回にわたって、メンタルヘルスを扱ってきましたが、いかがでしたでしょうか?まあ、自分の恥をたくさんさらしてしまいましたね・・・。
そして、自分の今のスタンスのあり方のルーツのようなものもさらしてしまった気がします。
ちょっと、足早でしたが、これで、今回のシリーズは終わりにします。読んでくださった皆様、ありがとうございました。
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マネジメント
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THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役
THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。