最近、組織の中でメンタルヘルスに関する関心が高くなってきましたね。私にも、悪化、回復の体験があります。その体験が皆様のお役に立つかはわかりませんが、何かしらの役に立てばいいな、という願いのもと、つらつらと書かせていただきます。
「いのちのバトン」の志村季世恵先生のところにかかるようになったところまで、前回書いたんですね。
それで、まあ、予約から1ヵ月後でないと時間がとれなかったので、その間に、普通のメンタルクリニックにも行きました。
行ったところは、基本的に薬理でなんとかしようとされるところでしたね。そりゃそーですな。医学ですから。
頭の中の化学物質の問題なんですね。メンタルな問題というのは・・・。
そんな治療にやや絶望感を持ちつつ、志村先生の「癒しの森」へ。
結果として、こういう状況を持ちつつ生きていくことに自信が持てましたね。そして、すごくスッキリした気持ちでした。興奮するわけでもなく、落ち込むわけでもなく、センターにいる感覚になれました。
印象に残っている言葉、気づきとしては、
「陰陽は常にバランスを取る。結局、世界はゼロである。」
「あなたの見たものは、生まれ変わる、新たなスタートの象徴。」
「外部に囚われないこと。外部があなたに影響を与えていると考えると、あなたは外部に支配される」
まあ、全てを語りつくせないのと、志村先生の個人的なお話しもまざっていたので、Web上では公開しにくいですね。ごめんなさい。
先生は、今は個人向けのセラピーはやっていないですね。そして、この「いのちのバトン」も絶版です。アマゾンにもないと思います。
でも、また1年後、体調というのか、心の調子というのかが悪くなって、お目にかかることになるのですが。
志村先生が私に言ったことで、セラピーとは違う意味で印象に残ったものが、「Dialog in the Dark」のお話しでしたね。↓がyoutubeに上がっている宣伝映像ですね。
どういえばいいか、難しいので、詳しくはyoutubeの映像を見て欲しいですけど。盲人と健常者の相互理解を促すためのイベント、といえば誤解は少ないかもしれません。
本当の暗闇の中では、目が見えない人も、目が見える人も、同じ条件ですよね?だから、このイベントでは本当の暗闇を作り出すんですね。そうすると、なんと、目が見えない人は歩けるけど、目が見える人は歩けないという逆転現象が起こるそうです!
そうすると、弱者であるはずの盲人の方が、健常者に優しく道案内をするという、奇跡的な状況が起こるんです!
というイベントの主催者が私に似ている、と志村先生はおっしゃっていました。似たようなことを言う人だというので、一度、会いたいなあ、と思いますけど。
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THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役
THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。