最近、組織の中でメンタルヘルスに関する関心が高くなってきましたね。私にも、悪化、回復の体験があります。その体験が皆様のお役に立つかはわかりませんが、何かしらの役に立てばいいな、という願いのもと、つらつらと書かせていただきます。
当時、何が起きているか?は一切わかりませんでした。でも、この状況は異常だ、ということは認識できました。
そして、外部からは、シンクタンクのコンサルタントがやってきて、業務分掌を記した書類を作りましょう!とおっしゃる。ISOに耐えうるものにしましょう!とおっしゃる。
月に1回か2回ぐらい来てました。稟議書を書けと言われて書きましたけど、それで月に120万円ぐらい取ってましたね・・・。
他の部門でも、ISOをとりましょう、とコンサルタントが来て、いろいろと書類を作っていました。その時の私の気持ちは、「くたばれISO」でしたね・・・。
当時、シンクタンクの作った書類をはじめて見ましたが、ひどいもんでしたね。一応、財閥系の大きなシンクタンクのシニアコンサルタントという名刺を持っていました・・・。まあ、当時の管掌取締役もそのシンクタンク出身でした・・・。ひどいもんでした・・・。
その状況には、その時、私は奇跡的に耐えられましたね。
その後、紆余曲折あって、私は激務にさらされるようになりました。とにかく頑張る、というポリシーで、なんでもやる、無意味でもやる、というふうに仕事をしていたので。
当時、毎朝7時半には、朝のコーヒーを飲みながら、日記を書いて、読書をするというスタイルだったのですが、突然、気持ちが悪くなりました。
座っていられなくなりました。そして、見えるべきでない風景が見える・・・。ここは朝のコーヒーショップなのに・・・。
まずいと思い、親に電話しました。そして、セラピストの予約をしてくれないか?と頼みました。そのときには、メンタルヘルスに対して無知ではありませんでした。読んだ本の中で、一番感動した「いのちのバトン」の作者の方のやってらっしゃるセラピーの予約をしました・・・。
そして・・・、まあ、回復はしたんですけど、メンタルヘルス関連の本は読み漁りましたね・・・。ちょっと、長くなってきましたので、また次回に詳しく書きます。(その2へ続きます)
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THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役
THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。