創業時の理念とはどんなものなのだろうか?起業理念が意味するものを考えてみたい。
優れた創業理念とは、組織内外の問題の発生を予防するものである。それは言葉の意味のみによってではなく、言葉の響きによって行われる。しかし、企業活動は人間の活動である。優れた創業理念があっても決して問題が起こらないとは言えない。
事故や不可避な危機に直面した場合に立ち戻ることのできるのも創業理念である。多角化の失敗などによって企業が破綻した場合でも、存続を模索するのであれば、第一に見直すことが出来るのは創業理念、つまり経営者、経営陣、社員の思考、判断、行動のための基盤、基準、よりどころである。
経営戦略や事業戦略などは創業理念というオペレーティング・システム(OS)の上で動くソフトウェアだと言える。
【V.スピリット No.31より】
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