「オフィスにおける労働生産性を向上させるために必要なこと」シリーズの第4弾。 会議に臨むメンバーは「宿題」を果たすのは当たり前、必ず事前にその内容を参加メンバー間でシェアする必要がある。これだけのことで、会議は活性化して会議回数は減る。企画は着実に推進され、結果として会社としての生産性は上がる。
中には「中途半端な内容のものを送ると却って皆に迷惑を掛けてしまうと思いました」と言い訳するメンバーもたまにいる。本当に「言い訳」に過ぎないし、そもそも何がより大きな迷惑なのかを勘違いしている。
たとえ完成状態でなくとも、「ここまでは判明しました」とメールで補足してあれば、その事前資料を読んだ人には十分考えるだけの材料を与えられる。もちろん、幣社のコンサルタントはそうした「生煮え」の資料でも読み解いて、適切にフィードバックするだけの力量が求められる。
なぜこうした「開けてビックリ玉手箱」方式が多くの大企業で大手を振ってまかり通っているのだろうか。どうやら上から下まで、そうしたやり方に慣らされてしまっていて、疑問を覚えないようだ。
ではそもそもなぜ、こんな非生産的なやり方をするようになってしまったのだろうか。端的に言って、発表者の自信のなさからくるようだ。それは上司・役員など偉い人に突っ込みを入れられないようにする「逃げ」の心理の現れであり、でも一方では直前まで資料のブラッシュアップを続けていましたと言いたい「アリバイ作り」の心理でもある。
どちらも自分勝手な理屈であって、会社の生産性を上げるためには決して許してはいけない慣例なのだ。業務改革
2013.04.29
2019.05.29
2019.07.04
2019.08.21
2019.09.25
2019.10.16
2019.11.06
2019.12.26
2020.01.15
パスファインダーズ株式会社 代表取締役 社長
「世界的戦略ファームのノウハウ」×「事業会社での事業開発実務」×「身銭での投資・起業経験」。 足掛け38年にわたりプライム上場企業を中心に300近いプロジェクトを主導。 ✅パスファインダーズ社は大企業・中堅企業向けの事業開発・事業戦略策定にフォーカスした戦略コンサルティング会社。AIとデータサイエンス技術によるDX化を支援する「ADXサービス」を展開中。https://www.pathfinders.co.jp/ ✅中小企業向けの経営戦略研究会『羅針盤倶楽部』の運営事務局も務めています。https://www.facebook.com/rashimbanclub/
