博物館とひとくちにいっても、博物館のほか科学館、美術館、動植物園、水族館などを含めた「ミュージアム」の日です。
今日、5月18日は「国際博物館の日」です。
「国際博物館の日」は,博物館が社会に果たす役割を広く普及啓発することを目的として,ICOM(世界の博物館関係者で組織される国際博物館会議)によって1977年に制定されました。この活動に賛同する世界中の博物館では、5月18日を中心に、無料開館、記念品の贈呈、地域連携事業、講演会等様々な記念行事が行われます。上野、北九州、福岡では5月22日まで、ミュージアムウィークも開催されます。
「博物館」と聞くと、行かないよという方もいらっしゃるかもしれませんが、「博物館(ミュージアム)」には、博物館のほか美術館、科学館、動植物園、水族館なども含まれます。あまりにも多種多様なので、どれか一つをご紹介するのは、はばかられるほどですが、ひとつだけお気に入りの博物館をご紹介します。
両国にある江戸東京博物館をご存知でしょうか。失われていく江戸、東京の歴史と文化に関わる資料を収集、保存、展示することを目的に、1993年に開館した東京都立の博物館です。ここは、いっときはかわいそうなほど閑古鳥が鳴いていましたが、いくどかリニューアルも行い、さまざまな特別展や体験プログラムなども企画する、とても楽しい博物館になっています。外国人観光客にとても人気があり、いくつかの外国語でのガイドもしてもらえます。
江戸東京博物館に日本好きのロシア人の留学生と訪れたことがあるのですが、ものすごいはしゃぎっぷりで驚くほどでした。駕籠や人力車に乗ってみたり、天秤棒やまといや千両箱を持ちあげてみたり、実際に触れる展示はすべて試してみる徹底ぶりで、これは完全なエンターテイメント施設だと実感しました。日本好きの外国人は非常に日本にくわしいので、素人では説明できないことばかり聞かれ、もっと日本を知ろうと反省したものです。
江戸時代の町屋や江戸広小路のジオラマ、明治の街並み、昭和の団地などさまざまな文化・風俗がわかりやすく展示されています。前回のリニューアで2000年代までの文化展示が増えました。iMac G3やボディコンやルーズソックスが博物館に展示されるというのは、なんとも面はゆい気がします。ここに限らず歴史博物館を訪れると、過去の蓄積の上に今があることを実感できます。誰かが埋め立てた土地、誰かが作った技術や文化。その延長線上に今の生活があります。歴史は途切れることなく、地層のように折り重なっているのです。
江戸東京博物館では、現在、大河ドラマ「真田丸展」が開催されています。(6月19日まで)こちらもとても面白いですが、特別展だけでなく常設展もぜひご覧ください。外国人観光客に混ざって、新たな視点で「東京」を見ることができること、請け合いです。
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