1970年アメリカではじまった地球環境を考える日、アースデイ。一人ひとりが考え、行動する日です。
今日、4月22日は「アースデイ(地球の日)」です。
アースデイというのは、1970年のアメリカで環境問題に関する討議集会が開かれたことからはじまった、地球環境を考える日です。いまでは世界中で、さまざまなコミュニティによるイベントなどが行われるようになりました。
「アースデイには、代表も規則もありません。民族・国籍・信条・政党・宗派をこえて、だれもが自由にその人の方法で、地球環境を守る意思表示をする国際連帯行動です。」( アースデイ東京 )という説明のあるとおり、とても自由な活動です。日本でも全国各地でエネルギー問題や野生生物保護を訴えるトークショーやコンサートなど、多様な活動やイベントが行われています。
いろいろな考え方があると思いますが、「地球環境を守る」ことの目的は、人間が生きやすい環境を作ることにあるのだと感じることが多くあります。自然災害の例をとるまでもなく、本来自然はとても恐ろしいものです。人類の歴史は自然と闘い、生き残る道を切り開く歴史でもありました。海や山などの「自然」は大好きでも、人の手の入らない完全な「自然」はほとんど知らないという方も多くいることでしょう。
2016年3月に放送されたNHKスペシャル「被爆の森~原発事故5年目の記録~」という番組で映し出された「自然」に返ったような街の風景は衝撃的でした。その構成やデータの使われ方などに異論もあった番組ですが、原発事故とは関係なく、無人の街の映像だけが印象に残りました。植物が街や農地を覆いつくすほどに成長し、イノシシの群れが白昼堂々と街を歩き、ネズミやアライグマが無人の家に侵入して荒らす。人の手が入らなくなるとすぐに「野生」に戻る、自然の力を思い知らされる風景でした。
バブル崩壊以降、日本でもずいぶん環境保全が進んだような気がします。首都圏の川や海はようやく浄化され、多摩川にアユが戻ったというニュースも聞きました。こんな風に人間が生きやすい環境が、他の生き物にとっても生きやすい環境であればいいなと思います。野生に戻ったかのような無人の街でもなく、緑や生き物が死に絶えた無機質な街でもなく、人間と生き物が共存できる環境を守りたい。人間も自然の一部として、地球に生かされていることを忘れないようにしたい「アースデイ」です。
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