多くの企業で、 経営と現場の間には見えない一本の線が引かれている。 こちらが経営。 あちらが現場。 人事や人材開発は、 「自分は現場の代表だ」と思っている。
経営と現場を分ける線ではなく、結ぶ線を引け
多くの企業で、経営と現場の間には見えない一本の線が引かれている。
こちらが経営。あちらが現場。
人事や人材開発に関わる人の多くは、自分たちを「現場の代表」だと考えがちである。
現場の声を聞き、現場に寄り添い、現場の立場で考える。もちろんそれ自体は大切なことである。
しかし私は、研修の冒頭で必ず一つの問いを投げかける。
「社長(経営)と社員(現場)の間に一本の線を引いてください。
そして、あなたはその線のどこに立っていますか。」
多くの人は、迷わず現場寄りの場所を指す。
だが私は、続けてもう一つ質問する。
「本当は、どこに立つべきでしょうか。」
答えは一つである。
それは、分ける線のどちら側でもない。
経営と現場を結ぶ、その線の上である。
人材開発とは、現場の味方になることでも、経営の代弁者になることでもない。
両者の間に立ち、意図と現実をつなぎ、未来の組織を形にしていく役割である。
この位置に立てない限り、人材育成は単なる「研修運営」や「教育作業」になってしまう。
しかし結ぶ線の上に立てたとき、人材育成は初めて「経営を実現する力」になるのである。
研修革命 ―― 人は「教えて」育てるな。「任せて」育てよ
2026.03.01
2026.03.06
2026.03.11
人材育成コンサルタント、シニアインストラクター
● 人材育成、DX・IT、コンサル、マーケの経験を踏まえて、人材教育の新たなアプローチを探求中 明大法なのに齋藤孝ゼミ🤣 教免3種ホルダー イノベーション融合学会専務理事 教育研究家、モノカキの時は、「富士 翔大郎」と言います。天才トム・ショルツの「BOSTON」と「マニュアル車」「海外ドラマ」をこよなく愛する静岡県民
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