1946年にGHQの指示により、日本ではじめて採用された女性警察官が着任した記念日です。
今日、4月27日は「婦人警官の日」です。
1946年にGHQの指示により、日本ではじめて採用された女性警察官が着任した記念日です。当時の応募条件は「女学校卒業」「20歳~30歳」「都内在住」「身長150cm以上」で、応募総数は1,673人に上ったそうです。このうち63人が採用され、男性警察官の補助的な仕事に就くことになりました。当時、女性警察官にはまだ逮捕権もなく、主な仕事は風紀を取り締まることで、少年非行や売春などの取締りを行っていました。
さて、女性警察官と聞いて思い浮かべるのはどんなイメージでしょうか。いまだにアニメに出てきたような、ミニスカートの制服を着て、ミニパトに乗っている交通課の婦警さんではありませんか。これは昭和40年以降、マイカーを持つ人が増え車社会となった頃、凶悪事件が少ないという理由で、女性警察官が大量に交通部門に配属されたことから定着したイメージのようです。いまでは、女性警察官の配属先は多様化していて、交番勤務、交通部の白バイ乗務員、刑事部の刑事や鑑識などさまざまです。
2012年度時点で、全国に女性警察官は17,700人(6.8%)働いていて、うち警部以上の階級からなる幹部は224人だそうです。とても多いとは言えませんが、もともと男性だけの組織であった警察の中で、ここまで来たと見るべきなのでしょう。2013年8月には、史上初の女性警察本部長が岩手県警察に誕生しています。平成元年から採用された女性警察キャリアは40名を数え、年々増える傾向にあり、ノンキャリアでは警察署長など所属長(警視)に就いた例もあるそうです。
警察庁では、2012年2月、警察官の質の確保と男女共同参画社会の実現等のため、都道府県警察に対して、女性警察官の採用・登用の拡大に向けた計画を策定するよう指示しました。警察庁の人事課には女性活躍・ワークライフバランス推進担当もおかれているそうです。これからますます、地道で厳しい警察官の職務にがんばる女性警察官がたくさん活躍してくれることでしょう。
※2000年の法改正により婦人警官と言う呼称は廃止されたため、「女性警察官の日」とすべきところですが、記念日の呼称のため旧称のまま記載しました。
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