今日は何の日 4月26日は「よい風呂の日」

画像: PhotoAC ケロさん

2016.04.26

ライフ・ソーシャル

今日は何の日 4月26日は「よい風呂の日」

INSIGHT NOW! 編集部
インサイトナウ株式会社

毎月26日は「風呂の日」ですが、4月は4を「よい」と読み、「よい風呂の日」となります。今回の震災でも自衛隊などによる「入浴支援」はとても喜ばれたそうです。

今日、4月26日は「よい風呂の日」です。

毎月26日は「風呂の日」ですが、4月は4を「よい」と読み、「よい風呂の日」となります。大スペクタクル・風呂映画「テルマエ・ロマエⅡ」も4月26日に合わせて公開され、この日を正式に「よい風呂の日」として制定しました。

たんに汚れを落とすだけならシャワーだけでも十分ですが、お湯につかる「お風呂」には清潔を保つこととは別のいろいろな効果があります。

まずはあたたかいお湯につかり、体が温まることによる「温熱作用」があります。温熱により血管が広がり、血流がよくなります。血流がよくなると体のコリがほぐれ、全身の疲れがとれます。また、お風呂につかると体に水圧がかかります。この「水圧作用」によって、脚にたまった血液が心臓に送られ、心臓の働きが活発になります。むくみも解消されます。そしてもうひとつ、「浮力作用」があります。浮力によりふだん体を支えている筋肉や関節などの負担が軽くなり、そのため全身がリラックスできるのです。

なるほど「お風呂」に入ると、体からいろんなものが溶けだして、解放されるような気分になります。ストレスフルな生活をしていると、リラックスできる「お風呂タイム」がとても大切なものになります。「お腹すいた、なんか食べたい」と同じくらい、「お風呂に入りたい」は根源的な欲求になっているような気がします。

今回の熊本・大分の震災でもそうでしたが、被災者にとって水や食料、寝場所とトイレの確保のほかに、「入浴支援」というものが実はとても大切な役割をはたしています。いつまた余震がくるかわからない不安な日々、不便でなれない避難生活で知らず知らず緊張を強いられてしまう被災者にとって、「お風呂」の効果はとても大きいのでしょう。毎日のように、お風呂に入れる、あたり前の生活を取り戻すまで、少しでも心身がリラックスできる場所があることはとても大切なのですね。

温泉でも、家のお風呂でも、ホテルの小さなユニットバスでも、なるべく体を伸ばして、ゆっくりお湯につかってみてください。心からリラックスできる場所が、きっとあなたの「よい風呂」です。

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