2009年からはじまったという「主婦休みの日」。あらためて家事分担や家庭内自立を考えてみませんか。
今日、9月25日は「主婦休みの日」です。
提唱している サンケイリビングのHP によれば、今日を含む年3回を主婦休みの日とし、「家事や育児に毎日がんばる主婦がリフレッシュできる日」「家族が元気になって、ニッポンも元気になる日」「夫や子供が家事にチャレンジする日&パパと子どもが一緒に行動する日」と盛りだくさんです。
日本記念日協会の解説によれば、「「主婦」とは普段から家事を主に担当している人のことをいい「主夫」も含む。」となっています。共働きの家庭が多いので、専業主婦は確実に減っていますが、だからといって主夫が増えている実感はありません。
典型的な昭和の家庭だった子どもの頃、風邪をひいて寝込んでいる母に「俺のメシはどうするんだ?」と聞いた父のことを思い出します。今にして思えば、自分のことは自分でやれる人間にならないと、人にやさしくなれないのだという当たり前のことを教えてくれる反面教師でした。この手のエピソードに事欠かなかった父も、退職後、家庭内自立を余儀なくされ料理教室に通いコメのとぎ方から習うはめになりました。
家事の基本は、自分の面倒を自分で見ることです。なんでも自分でできるけれど、一人分だけ料理したり洗濯したりするのは非効率だから一緒にやる、くらいに一人一人が自立できていないといずれ立ち行かなくなる時がくるということでしょう。
「主婦休みの日」が制定されたのは、2009年とつい最近のことです。平成になっても、西暦2000年代になっても、まだ家事を一手に引き受ける主婦が多いということなのでしょうか。
「休日のない家事を休もう」というコピーのとおり、家事には休みがありません。多少手は抜けるけれど、やめるとかなり大変なことになります。だからこそ、日常的に手分けすることが大切ではないでしょうか。個人的には年3回休みをもらうより、毎日、いろんなことを分担してもらえる方がよほどうれしい気がします。
せっかくの「主婦休みの日」。日ごろの家事分担や家庭内自立をあらためて考えてみませんか。
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