ワーキングマザーで3人の子持ちといえば思い浮かぶのは勝間和代さんだろう。公認会計士、トレーダーに経営コンサルタントを経て評論家という華々しい経歴を持つ勝間さんは、「わがままじゃありません!子供も仕事も手に入れるのは夢じゃない」、と言い放つ(ワーキングマザーバイブルより)。
今、3人の娘たちは19歳、13歳、7歳になった。毎朝 6時半には起きて支度をし、娘に朝食を食べさせる。お弁当の日や、小島が人事採用活動などで早く出勤する日はそれよりも早く起きる。三女はアレルギーがあるため毎日給食用にお茶の水筒と自家製パンを用意しなければならない。家をでるのは7時半。残業する日もあるが、たいていは5時半に退社するようにしているという。19時半に三女の迎えにいってから帰宅。夕食、子供の勉強や宿題、洗濯、片付け、できる日は三女を寝かしつけるときに読み聞かせをし、自分の就寝は12時をまわる。
「振り返ると、今はとても楽になりました。平日週に1回は家族に頼んで、ジムにいったり飲みに行ったりもできるようになりましたし、家事は、家族が分担してくれることも増えました。通勤時間は読書や音楽を聴いたりする、自分の時間です」
子供たちは年齢が6~7歳離れているため、今年末の子が小学校にあがるまで、1年だけ休んで19年間保育園に通った。
「これまでは常に子供がインフルエンザになったり、熱で保育園に呼ばれたりとたいへんでした。それに我が家は長女は喘息、次女は卵アレルギー、三女は小麦、卵、牛乳のアレルギーがあります。お弁当の世話、通院や入院も何度もありました。一番たいへんだったのは、やはり 一人目のころ。“仕事は最後まできちんと責任をとるべき”とか、“子供にはおいしい食事 と清潔な住居環境を”とか、そんな『べき論』に縛られていたからなんです。保育園の先輩ママに「適当でいいのよー」とか言われても、“あなたはパートだからで しょ”とか、“両親に手伝ってもらっているから”と、どこか人を批判的にみてしまっていました。そんな、頑なな気持ちだったこともあって、一番きつかったですね」
~カツマーを目指さなくても、結婚、子育てで成長する。(後)~続く
文責: 株式会社アシスト 広報部 喜田 真弓
(初回2012年7月3日掲載)
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