結果を残してから理念を叫ぼう。

2012.01.12

組織・人材

結果を残してから理念を叫ぼう。

寺西 隆行
(株)Z会

「うちの企業はここが問題だ!」 「もっと社会貢献ができるような企業に生まれ変わるべき!」 想うのは構いません。前向きに語るのも構いません。 でも、自分が属している企業が、自分の考える「べき論」通りの動き方をしていない場合に、企業や、一緒に働く周りを責めるのは、全く持って違います。 自戒を込めて。

彼は結果を残した人です。起業し、多くの社員を抱える企業を作り上げましたから。
そんな彼に、「僕は目の前にいる人を幸せにしたいんです」というようなことを口にしたら「それは具体的にどういうこと?」と返されました。
そのあと「で、具体的に?」「で、その案は?」「で、何のために?」…と矢継ぎ早に質問が続きます。
…すると、最後にまた、「僕は目の前にいる人を幸せにしたいんです」ということに戻るんですよね。

僕は言いました。
「あれ、最初に戻っちゃいましたね…すみません、まだまだ想いが足りないってことなんですよね…」

すると彼は言いました。
「いや、誰でもそうなります。突き詰めた理念は抽象的になりますから。」

彼は、僕が放った「具体案」や「具体的な役割」を実際に行動に転化し、しっかり結果に残している、だから同じ理念を口にしても、説得力があるんです。
間の過程がない人が、最後の理念を口にしても…ましてや他者を責めるのは、ただの使えない人なんです。

表面上の言葉は同じであっても。

・・・

■Z会小学生コースに英語が新規開講します!
http://www.zkai.co.jp/el/course/english/index.html
こういう風に告知し、顧客を呼び込んでいるので、今回のように記事を書くことを認められているんです。
これもちょっとした、企業活動と自分の想いを伝える活動の、ベクトルの一致です(笑)

続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。

Ads by Google

この記事が気に入ったらいいね!しよう
INSIGHT NOW!の最新記事をお届けします

寺西 隆行

寺西 隆行

(株)Z会

文部科学省広報戦略アドバイザー 経済産業省「未来の教室」教育・広報アドバイザー 三島市GIGAスクール推進アドバイザー 等

フォロー フォローして寺西 隆行の新着記事を受け取る

一歩先を行く最新ビジネス記事を受け取る

ログイン

この機能をご利用いただくにはログインが必要です。

ご登録いただいたメールアドレス、パスワードを入力してログインしてください。

パスワードをお忘れの方

フェイスブックのアカウントでもログインできます。

INSIGHT NOW!のご利用規約プライバシーポリシーーが適用されます。
INSIGHT NOW!が無断でタイムラインに投稿することはありません。