「好き」を仕事にすることはなかなか難しいものです。 そこで、仕事を「好き」になる工夫をした方が、豊かな気持ちで働き続けることができると思います。 その時に大切な気持ち―たった一つの、気持ち。
「好きな仕事を一生やっていきたい」
多くの人がもつ望みだと思います。
しかし、残念ながら、子どもの頃思っていた夢通りの仕事に従事されている方はほとんどいないでしょう。
夢の仕事に就いたものの、仕事中に挫折し、今では他の仕事に従事されている方もいらっしゃるでしょう(スポーツ選手に多いかと…)。
また、高校・大学の頃にいろいろ職について勉強し、就職希望順位が高いところに就職できたものの、想像とは違ったり、自分の希望していた職種に就けなかったりして、不満を抱えている方、あるいは、そもそも余り希望していなかった会社しか行けずに、嫌な気持ちを持ちながら仕事をしている方、たくさんいらっしゃると思います。
僕も、希望していた会社(Z会)に入社できたものの、希望していた部署ではなかったため、少なからず「嫌な気持ち」ありましたから、その気持ちはよく分かります。
こんなとき、良く言われるのは…
「仕事そのものを好きになる工夫をすればいい」
というものです。
自らの精神的な成長やスキルアップに伴い、「好き」となる対象もどんどん変わりますし、今まで気づかなかった仕事が“見えてくる”場合もありますから、とりあえず目の前の仕事に、前向きに一生懸命取り組みましょう!という考え方です。
僕も経験上、この考え方には共感します。そして、経営コンサルタントの小林英二さんは、自身のブログで「仕事を好きになる為の4つのヒント」を語られており、このヒントも納得するものばかりです。
(ブログ「仕事を好きになる為の4つのヒント」より抽出引用)
◆好きになったのはナゼか?キッカケは
1.過去の自分より、成長しているのが実感できたから
2.他人より、優れているのが実感できたから (有能感)
3.体験を積む事で、面白さ、奥深さが分かってきたから
4.強烈な感動に遭遇したから
◆(このことから)どうでもよい(嫌い)と感じている仕事を、好きにしていくにはどうやればよいか?
1.成長の実感ができる「見える化」を行う
2.嫌いに目をつぶり、他人よりたくさんの仕事量をこなして、「得意」になる
3.社内の達人、ベテラン社員に、仕事で得た喜び、成功体験談を聞く
4.「相手を絶対に満足させる」という信念で、日々の仕事を取り組む
(引用終了)
ほんとにそうだと思いますし、僕自身の経験を振り返っても
1.誰の目にも見える成果を出した
2.人一倍その仕事に従事した
3.社外の人(とくにベンチャー起業家)に、挫折体験と、それをはるかに上回る成功体験とを聞いた
4.「この問題が解決するまで絶対に止めない」という気持ちで臨んだものがあった(そしてそれは顧客満足をぐっと上昇させた)
ことが、仕事を好きになった大きな要因だったと思っています。
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