前回「価格」の決まり方に影響を与えるものの動きの一つとして、レベニューマネジメントについてご紹介した。今回は、もう一つの大きな動きとして、「価格情報のフリー(Free)化」をご紹介する。
Googleショッピングは使い勝手の面から普及に懐疑的な見方もあるが、価格情報のフリー化の観点から見れば、あくまでも象徴であり、単にこの動きに拍車を掛けるだけのものである。
価格情報のフリー化の大きな流れは始まっている。それを「BtoCの話」「自分とは関係ない」と捉えるか、調達・購買業務の前提の変化と捉えるかはあなた次第だが、目をつむり、耳を塞いだところで始まった流れを止めることはできない。
中ノ森 清訓/株式会社 戦略調達 代表取締役社長
調達・購買業務に関わる代行・アウトソーシング、システム導入、コンサルティングを通じて、お客様の「最善の調達・購買」を実現することにより、調達・購買コスト、物流費用、経費削減を支援する傍ら、日本における調達・購買業務とそのマネジメントの確立に向け、それらの理論化、体系化を行なっている。
コーポレートサイト: http://www.samuraisourcing.com/
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株式会社 戦略調達 代表取締役社長
コスト削減・経費削減のヒントを提供する「週刊 戦略調達」、環境負荷を低減する商品・サービスの開発事例や、それを支えるサプライヤなどを紹介する「環境調達.com」を中心に、開発・調達・購買業務とそのマネジメントのあり方について情報提供していきます