仕事を協働する上で欠かせないものが「信頼」です。その「信頼」を勝ち得るためには、一つ目に「オープンマインド」の姿勢が重要となります。オープンマインドというと、自分を正直にさらけ出すこと、と単純に考える人もいるかと思いますが、それだけではありません。
自分がやりたいと思っていることを、なるべく周りに宣言しておきましょう。自分が今困っていることも、しまっておかないで、声に出して言うようにしたほうがいいのです。
■□■ どうしたらできるかを考える ■□■
何か相談したり、仕事を依頼した時に「それは無理です」と即答する人がいます。これは究極の「クローズマインド」です。どうすれば実現できるか、どうすれば喜んでもらえるかを、常に考えている人になりたいですね。いつも気持ちをオープンにしていて、話をキャッチしたら、無理と言わずに、どうやったらできるかを考えてみる。これは究極のオープンマインドかもしれません。
常にオープンマインドで、周囲の人からの投げかけを受け止め、前向きに柔軟に考えていくためには、「メタ思考」ということを覚えておいてください。今、自分の考えがどの思考プロセスに該当するのか、もう次のステップに進んでいいのかを常に確認することです。
その際には、自分とは別の自分がいるつもりで、意識的にチェックすることが大切です。
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今野 誠一
株式会社マングローブ 代表取締役社長
組織変革及びその担い手となる管理職の人材開発を強みとする「組織人事コンサルティング会社」を経営。 設立以来15年、組織変革コンサルタント、ファシリテーターとしてこれまでに約600社の組織変革に携わっている。