以前「調達・購買業務のパフォーマンスはコスト削減額で測ってはいけない」とお伝えしました。それでは、調達・購買業務をどのように管理していけば良いのでしょう。今回は、調達・購買業務の特性を踏まえて、一つの切り口として、調達担当者の360度評価という考え方を紹介します。
【投票締切迫る!「週刊 戦略調達と環境調達.comで2009年を振り返る」企画へのご協力のお願い】
本題の前に。
記事投票にご協力頂いた方、早速にありがとうございました。
2010年の企画第一弾のご協力引き続きお願いしています。2009年を振り返って、2010年を占います!
当シリーズ「週刊 戦略調達」と、調達・購買からできる環境経営に関する情報発信を行う「環境調達.com」、これらの記事で2009年を振り返ってみませんか?
それぞれの記事一覧の中から、2009年を最も象徴しているなぁと思われるものをお選び下さい。集計の結果で弊社にて現在の世相を占います。記事投票は1/30(土)で締め切りです!30秒と掛かりませんので、よろしくお願い申し上げます!
「週刊 戦略調達で2009年を振り返る」記事投票はこちら ⇒ http://www.smaster.jp/Sheet.aspx?SheetID=24374
「環境調達.comで2009年を振り返る」記事投票はこちら ⇒ http://www.smaster.jp/Sheet.aspx?SheetID=24373
それでは、本題です。
【調達・購買にも360度評価】
以前「調達・購買業務のパフォーマンスはコスト削減額で測ってはいけない」とお伝えしました。記事はこちら⇒ http://www.samuraisourcing.com/knowledge/weekly/39.html
それでは、調達・購買業務をどのように管理していけば良いのでしょう。プロフェッショナルマネジメントという表現で、弊社はその方向性を示しています。調達・購買業務は、そのプロフェッショナルを育て、彼女/彼らを正しくマネジメントしていく事で成し遂げられると考えています。
調達・購買のプロフェッショナルを育て、マネジメントしていくとは、具体的にどういう事でしょう。今回は、一つの切り口として、調達担当者の360度評価を紹介します。
360度評価は、通常行われている上司だけの評価ではなく、部下や同僚、関係他部門、取引先や顧客などの評価も集めて多方面から人材を評価する制度です。360度評価は、GEなどでも人材育成に使われています。
調達業務はざっくり述べると、(1)取引先の開拓 (2)見積・取引先の評価・選定 (3)取引先候補との調整 (4)品質管理、ユーザ部門などとの社内調整の4つに分かれます。(1)(2)は、アウトプットを見れば、担当者のスキルレベル、パフォーマンスを、管理者が評価できますが、(3)(4)は、たいてい担当者のみで取引先候補、関係部門と行いますので、そこで正しいやり取りが行われていたのか否かは、管理者には分かりません。かといって、これらすべての打ち合わせに管理者の同席を求めては、業務が回りません。
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週刊 戦略調達
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株式会社 戦略調達 代表取締役社長
コスト削減・経費削減のヒントを提供する「週刊 戦略調達」、環境負荷を低減する商品・サービスの開発事例や、それを支えるサプライヤなどを紹介する「環境調達.com」を中心に、開発・調達・購買業務とそのマネジメントのあり方について情報提供していきます