セールスは交渉だ!とおっしゃる方もいます。でも、多くのメンバーでセールスをするなら、あまり交渉的にしないことをお勧めします。ヒアリングしてオファーする。シンプルな構造に標準化するということですね。
それは高度ですよね。そんなの、普通の人には、その瞬間にはわからないです。
あと、オファーされて、それのイエス、ノーを考えるという作業を営業マン側がせざるを得なくなると、会話のコントロールをお客さんにされます。主導権を握られてしまう。
今日は書きませんが、主導権を握られると、成約率は下がります。
だからカウンターオファーをなるべくさせないプロセスを組む。
単純にヒアリングを深くして、満足条件を漏らさないオファーをすると、相手はカウンターオファーはしにくいです。
そして、営業マンがした提案に対してイエスなのか、ノーなのかという判断の方向へと向かってくれます。
ヒアリングをどの程度まで深くするとカウンターオファーをしにくいのか?ということを、テストしながらヒアリングの設計をしないといけないですね。
そういう設計をしておけば、ある程度普通の人でも営業ができるプロセスが組める面があります。
うまく伝えられたでしょうか?
こういったナレッジがあなたのビジネスに資することを心より祈ります。それでは次回をお楽しみに。
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セールスプロセス改善
2009.06.20
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THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役
THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。