今日は、コンセプトチャートに良く使われる比喩で図解するチャートについて解説します。これ、高度なので、外すと回復がきかないので、あまりお勧めしません。絶妙の例えというのは、なかなか普通の会話でも難しいです。こういうのもあるんだな、ぐらいに思っておいてくださいね。
あと、成功事例を大航海時代の英雄に例えられます。ヴァスコダガマは、しっかりと情報収集をした上で、アフリカ南端周りの航路を開拓できて、ポルトガルに富をもたらしましたが、コロンブスはスペインに富をもたらしませんでした。
その違いは?何なのか?今のロシアで言うとどうなのか?という比喩はなんとなく耳目を誘いそうですよね。
念のために書きますが、たまたまロシア進出を例えにしているだけであって、私自身はロシア進出を勧めているわけではないです・・・。誤解のないようお願いいたします。
まとめますと、比喩チャートは、プレゼン対象がより共感して、より期待するアクションを起こして欲しいから使うんですね。その効果をもたらさない比喩チャートはただの自己満足です。
全体像、ストーリー展開の提示に使う場合が多いです。当然、細かい部分に関しては、ファクトベースでやらないといけないですよ。
そして、外すと致命傷なので、慎重に使ってくださいね。
うまく伝えられましたでしょうか?
次回は意外と難しいグラフの扱いについて解説しようと思います。お楽しみにお待ち下さい。
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THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役
THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。