チャート作成で一番大事、と言われるのがこの「ワンチャートワンメッセージ」です。簡単なようで難しく、シンプルでありながら深いお話しです。
話しを元に戻すと、相手にとっての意味合いにつながるファクトのサマライズの仕方をして、しっかり1メッセージにしましょうね、というところですね。
この文章全体としては、「チャートで何を言っているのかわからないチャート作成が下手な人は、ワンチャートワンメッセージがわかっていないことが多いので、メッセージを単文にしてみて、クライアントにとっての意味合いにつながるようにサマライズして作ってみるとよい」というメッセージです。
本当は、このインサイトナウでは、「概要」を書く欄があるので、そこにこのメッセージを書いたほうがいいんでしょうね・・・。
まあ、このメッセージは多少複雑ですが、単文ですし、一応、「そら、あめ、かさ」の形になってますね。
これまで自分が作ったチャートを見返してみてください。図解技術のみがクローズアップされて、みなさん図解して伝えることは熱心なんですが、メッセージが書いていないチャートも多いですね。
何を伝えるか?が一番大事で、図解はどう伝えるか?のお話しです。
何を伝えるか?をいい加減にして、どう伝えるか?を考えても、効果は薄いのです。
しっかり、今まで作ったチャートのメッセージを作り直してみてください。そして、ちゃんとワンメッセージになっているか確認してみて下さいね。
今日はワンチャートワンメッセージにフォーカスしてお話ししました。メッセージに関しての別の知見や、タイトル、図解については、また違った機会にお話しします。
では、次回をお楽しみに。
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THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役
THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。