ロジックの記述ができると、何をすることによってもたらしたい結果が効果的にもたらされるか?がわかります。この視点でロジック記述のトレーニングを考えていきましょう。
因果関係、相関関係の記述はシンプルなロジックツリーでできるでしょうか?
できませんね。
(まあ、やりようはありますが、そんなコンサルティングファームのみに伝承されるものは置いておきます)
で、要素をそのまま定義できるか?と言うと、できないものもいっぱいあります。
お湯も水もH2Oですが、お湯は水より温度が高い、という関係性がお湯と水の間に成立しているだけです。
要素そのものよりも、関係性に着目して記述をしていかないと、結果に作用できないと思いません?
顧客、競合、自社と分けたところで、その要素の中身が大事と言うよりは、その要素間の関係性の記述ができないと、もたらしたい結果をもたらせないと思いません?
3Cの前提としては、自社が競合よりも顧客の支持を受けて自社が儲かるには?という問いがあります。目的があります。
すると、自社と顧客の関係の記述が必要ではないですか?
競合と顧客の関係の記述が必要ではないですか?
3つのCの状況をそのまま書いて、関係性が欠如していたら、それはどうなのでしょうか?
考えてみてください。いや、紙か、エディタに書いてみてください。
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ごめんなさい。今日はもう時間です。先生は出掛けないといけません。ごめんなさい。上の問いは宿題にしますので、考えておいて下さい。
しばらく、こういうことも書いていこうと思います。では、次回をお楽しみに。
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THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役
THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。