ロジカルシンキングブームが去ってから長いものの、ビジネスプランニングにおけるロジカルシンキングには大いなる誤解や形式に偏った理解がよく見られます。ビジネスプランニングにおけるロジカルシンキングとは何なのか?何でないのか?誤解や偏った理解を含めて概観しつつ本当に使えるやり方を明らかにしていきます。
もしくは、ナレッジを明らかにしても、ピュアな戦略立案なんて労力のわりにさして儲からない、収益へのインパクトが少なくなってきているかもしれません。
トップの戦略ファームであっても、データサイエンティストがグローバル調達のデータ分析をして、グローバルで数百億レベルのコスト削減を行い、戦略立案はあくまでそのおまけとしてやっているという話も聞きます。グローバル大企業は効率上げるとインパクトが大きいですからね・・・。
そもそも、ピュアな戦略立案の担い手は減っているし、経営者サイドもそこまでの求めていない面もある、と。
ただね、私も場末ながらプランニングで食べていますし、そういうのを求めてくださるクライアントが残っていることも確かです。そして、そういうものを求めている人たちにとってみれば、人材不足も甚だしい状況であるということもちらほら聞きます。
この業界を刺激し、業界の変革もできれば生まれて欲しい。そういう思いもあり、ここまで書きました。この業界の健全な発展を心より願います。
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ロジカルシンキングを越えて
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THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役
THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。