経営戦略の基本的な内容を解説していく内容です。構文という意味はバラバラに読んでもそれなりに意味がわかって読める、定型化されているということですが、読み物としてもそれなりに読めることを目指します。
SCPパラダイムとRBV/ケイパビリティ学派の考え方は完全に異なっているが、実務上は目的に応じて都合よく使用する。外部環境から内部環境を分析するのであれば、SCPパラダイムによって設定した業界の競争要因/戦略変数を導き出し、それぞれの変数に対してどのような考え方をしているかによってポジショニングが抽出され、どのようなプロフィット構造になっているかを明らかにし、内部のケイパビリティ/資産を分析し競合に対して優位性を持つ競争優位の源泉までを把握する。内部環境から外部環境を分析するのであれば、ケイパビリティ/資産を前提としてその希少性や模倣困難性を把握した上で、強みとなりうるケイパビリティ/資産を設定し、そこから外部環境における機会や脅威を認識し対応を考えていく。その両面から自社のアクションを定めていくことが実務上は一般的である
こんにちは。伊藤です。2018年が始まってしまいました。戦略ナレッジなんて必要としている人はごくごく少数で、本当のことを書いてもほとんど意味がない気がしていますが、そのような徒労に一応、従事し続けています。
今日の写真の女性はLala*さんです。以下紹介文です。
【エンジニアなんだからFAXも直せるでしょ】の人。愛犬はポメのぽん。メロコア好き、フェスは毎年参戦。無料素材サイトぱくたそでモデルとして出没中(*´∀`)ノ依頼等はこちらまで→summers_ark@yahoo.co.jp
よくわかりませんが、投げやりな感じのする紹介文ですね。まるで私のようです。ええ、人生が少し投げやりです。とにかく仕事が詰まっていて忙しいですからね・・・。今年はもうパンパンに詰まっています・・・。いつまで仕事があるかわからない割に、しばらく仕事がつまっている。目の前の仕事を必死でやらざるを得ない。当たり前ですが、生きるって大変ですね・・・。
ただ、仕事があることの有難みというのは、当然、感じています。ええ。仕事を頂けるのはありがたいことです。事実というのは常に両面的ですね。
そう、今日は両面的に考えるお話です。SCPで考えることと、RBVで考えることと併用する考え方です。
ポーター的にはSCP的に競争優位の源泉を内部プロセスにおいて定める中で、顧客が価値だと思うことに対して、価値が連鎖して提供されていくというパースペクティブを設定する。その見方をバリューチェーンといい、複数事業においてバリューチェーンは当然複数となり、複数のバリューチェーン群をバリューシステムとして定義し、プロセスの共通性等に依拠するシナジーを考えたり、多角化の核となりうるプロセスを考えたりするわけです。
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経営戦略構文100選(仮)
2017.07.22
2017.08.30
2017.12.14
2018.01.22
2018.01.29
2018.02.14
2018.03.08
2018.12.14
THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役
THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。