経営戦略の基本的な内容を解説していく内容です。構文という意味はバラバラに読んでもそれなりに意味がわかって読める、定型化されているということですが、読み物としてもそれなりに読めることを目指します。
JTBDはクリステンセンが提唱する新しい商品企画、開発の枠組みである。「顧客はジョブを片づけるために、商品・サービスを一時的に雇っているに過ぎない」という表現に端的であるが、ジョブという概念に対して商品・サービスがぴったり当てはまるわけではないことを示しており、示唆深い。戦略の基底としての顧客のセグメンテーションを否定していることや、ジャーニーの体験構築、体験提供業務の固有性、イノベーション概念の説明までを踏まえると、事業戦略のパラダイム転換を意味している側面もある
おはようございます。伊藤です。前の記事からそれほど日は空いていないでしょうか。今日は夕方まで稼働してはいけない日です。そして、今は午前中。カフェでミルクティーを飲んでいます。クリステンセンですがミルクシェークではありません。ごめんなさい。気晴らしでこの文章を書いています。
今日のお写真はプロ雀士の米崎奈棋さんです・・・。私は麻雀は弱いので、強い女子には憧れますね・・・。下記、ぱくたそより紹介文です。
日本プロ麻雀協会所属の米崎奈棋(よねさき なぎ)です。SEGA MJや雀ナビオンラインへの参戦、ニコ生番組『ハイステ!』『りんしゃん!』企画・出演、雀荘ゲストなど幅広く活動中しています!
プロ雀士ってすごいジョブですね。年収いくらなんでしょう。協会に雇用されているのか自営業者なのか、よくわかりませんが、すごいジョブですね。求人広告とか出ているんでしょうか?応募資格とか「麻雀が強いこと」とか書いてあるんでしょうか・・・。そうです、今日は「Jobs to be done」ですからね。ジョブという言葉がたくさん出てきます。
商品を買って使うというのを、人を雇って使うことに見立てている点がクリエイティブなところですね。ジョブ理論という本も出たので、基本的なところはさらっと抑えた上で、なぜ人を雇って使うことに見立てるといいのか?それが意味することは?といったことについて書いてみましょう。
クリステンセンはもう20年以上もこの考え方を主張していますが、今一つ、日本では普及しません。ただ、そろそろ普及してもいいかな、と思っています。理由としてはそれなりに「モノの製造」というインフラが整い、体験の提供という人間の感覚により自然な方向への転換が始まっているからですね。
ただ、似たようなことはハーバート・サイモンも言っているし、ボードリヤールも言っていました。言い方や、良しとすることは違いますが似たようなことは言っています。彼らが言っていたのは1960年代とかですからね・・・。50年前ですか・・・。なかなかせつないですね。
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経営戦略構文100選(仮)
2017.01.23
2017.05.12
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THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役
THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。