1934年の今日、水兵服を着た世界で一番有名なアヒル「ドナルドダック」がスクリーンデビューしました。
今日、6月9日は「ドナルドダックの誕生日」です。
ドナルドダックは、1934年6月9日に公開された「The Wise Little Henかしこいメンドリ」という短編アニメーション映画に、わき役として登場し、スクリーンデビューを果たしました。そのことから、この日がドナルドダックの誕生日とされています。短編映画「ドナルドの誕生日」では3月13日の設定になっていますが、公式には6月9日と発表されています。
ドナルドダックを主人公にした映画は170本以上あり、ミッキーマウスを上回っています。ディズニーランドでグリーティングをしている「キャラクター」としてのドナルドダックは、お茶目な愛すべき存在ですが、映画の中では意外と悪役をやっていました。短気で口が悪く、ずるをしたり、いたずらをしたりすることも多く、その報いを受けて最後には自分の身に災難が降りかかるというオチの作品も多数あります。ミッキーマウスとも「なかよし」というよりは、「悪友」に近い関係で描かれているキャラクターなのです。
ドナルドダックに限らず、アニメーションのキャラクターがこれほど長い間、愛され続けるのは、こういう細かなキャラクター設定が「生きている」からのような気がします。先日、見に行ったピクサー展でも、アニメーションの製作にかかる途方もない労力と時間に改めて驚嘆しました。キャラクターひとつの造形を作り出すだけでも、デザイン、ストーリー設定、フィギュアでの立体化等々、途方もない労力がかかっていて、作成する人の並々ならぬ情熱に頭が下がる思いでした。
ご存知のようにドナルドダックにはガールフレンドがいます。デイジーダックは、最初、甲斐性なしだったドナルドにそっけなかったのですが、勇気を出して救ってくれた彼を好きになります。ケンカばかりしていたドナルドとデイジーは、今ではとても仲良しのカップルになりました。長年の間に、少しずつ変化しているところもおもしろいですね。
82歳になったドナルドダックは、今日も元気に愛嬌を振りまいています。90歳になっても、100歳になっても、きっとデイジーダックとともに多くの人に愛され続けることでしょう。
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