ちょっと不気味なゆるキャラ「レルヒさん」でもおなじみのテオドール・フォン・レルヒ少佐が日本で初めてスキーの指導をされた記念日です。この日から、日本スキーは徐々に広がっていったのです。
今日、1月12日は「スキー記念日/スキーの日」です。
1911年(明治44年)の1月12日、オーストリアのテオドール・フォン・レルヒ少佐が、新潟県高田の陸軍歩兵連隊で、日本人に初めてスキーの指導を行ったことから生まれた記念日です。エスポートミズノが募集した「スポーツ記念日」のひとつとしては「スキー記念日」ですが、財団法人全日本スキー連盟などスキー関係団体は「スキーの日」と呼んでいます。
このレルヒ少佐の名前は、ソチオリンピックのスキージャンプ日本代表清水礼留飛(れるひ)選手の活躍で、より有名になりました。新潟県のゆるキャラ「レルヒさん」としても、ウィンターレジャー活性化のため日夜活躍しています。「レルヒさん」の登場には天国のレルヒ少佐もびっくりされていることでしょう。2月6日、7日には、上越市高田で「レルヒ祭」が開催されます。レルヒ少佐の伝えたスキーは今のスキーとはちょっと違う「一本杖スキー」でした。レルヒ祭では、この「一本杖スキー」の講習会があり体験することができるそうです。
1993年1770万人いたスキー人口は、2013年には480万人まで減っています。( 観光庁資料 )スキーヤ―はスノーボーダーに押しやられている感もありましたが、実際にはスキー人口を上回ったことはないようです。それにしても、スキー・スノーボード合わせても、770万人。ここまで減っているとスキー場の経営は大変でしょう。かくいう筆者もずいぶん長いこと、ゲレンデには行っていません。ウィンタースポーツは好きなのですが、どうして行かなくなってしまうのでしょうね。
フィギュアスケートもそうですが、その種目のトップアスリートの活躍がひんぱんに報道されるようになると“にわかファン”が増え、そのにわかファンがいつかコアファンになり、その中から競技人口が増えていくそうです。スキージャンプもレジェンド葛西選手や高梨沙羅選手のことはよく報道されています。スキーももっといろいろな報道がされるようになるといいですね。
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