輝けるビジネスパーソンは、自らの夢や志を見付け出し、情熱を傾けることができる自分の居場所を見つけています。彼らの仕事にも、また私生活・ライフスタイルの中にもその「夢」や「志」が現実的な形や行動となってはっきりと現れています。前回特集でご紹介させて頂いたキャリアデザイン分野での人気講師村山昇氏は、どういったライフスタイルを実践しているのでしょうか。
>>村山昇氏 データ
■趣味
アウトドア派。キャンプや登山を好む。最近は、仕事の合間に温泉めぐり
を楽しむ。休日は公園などにアウトドアグッズを持ち込み、読書をしたり、
景色を眺めたり、ゆったりとした時間を過ごすことが多い。
アウトドアでリフレッシュし、最近始めたヨガでは自分をリセットする。
■影響を受けた本
1)立志伝のようなもの:
・『竜馬がゆく』(司馬遼太郎)
・『夢を力に:本田宗一郎~私の履歴書』(本田宗一郎)
・『三国志』 など。
これらを読むことによって、自分の生きる度量の小ささを感じることがで
きる。そして、もっと大きな志を持とうと奮起する。
2)芸術家や職人・匠などがみずからの創作活動や思いを綴った本
柳宗悦、岡本太郎、ピカソ、ゴッホ、重森三玲、西岡常一、東山魁夷、
栄久庵憲司、田中一光、安藤忠雄、フランク・ロイド・ライトなど。
これらを読むことによって、自分の仕事の浅薄さを感じることができる。
そして、もっと自分の仕事を本質的に深掘りしようと思う。
3)古典の類
・アランの『幸福論』、ヒルティの『幸福論』
・『徒然草』、『論語』
・『ゲーテとの対話』
・『小林秀雄全集』『福澤諭吉著作集』
これらを読むことによって、自分の価値観の軟弱さを感じることができる。
そして、もっと堅固で鋭い価値観をつくろうと決意する。
■刺激を受けた言葉
・「自ら変化を起こし、その変化によってまた自らを変える」
(創業時のリクルート社是)
■信条とする言葉
・「成功や失敗のごときは、ただ丹精した人の身に残る糟粕のようなもの
である」(渋沢栄一)
■好きな言葉
・「夢見ることができれば、成し遂げることもできる」
(ウォルト・ディズニー)
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