本日は、株式会社エクスマート 代表取締役社長 後久和宏氏に、 ITを使ったコミュニケーションの活性化のついてお話をお聞きしました。
エクスマート社を設立(独立)された想いはどんなものなのでしょう?
社会人となって企業に就職して感じたことは、「能力がある人たちが、その能力を十分に発揮しきれていない」
ということでした。 つまり、できること・やりたいことがあるのにやる機会がなかったり、やる気はあるのに、やりたいことが見つかれないでウロウロしたりしている人を沢山見ました。そんな人たちに、もっといい環境を整備してあげれば、もっといいものを一緒に作り出せるのではという思想で、この会社を起こすことにしました。
これは、自社の社員に対する想いでもありますし、サービスをご提供するお客様の会社に対しても同様の
サービスをご提供したいという想いも込めています。
そのような思いで設立した御社の事業の領域はどの分野でしょうか?
私自身がそれまでやってきたことは、「ITコンサルティング+マーケティング・営業支援ツールの開発」の領域です。その中で、エクスマートでは「ITを使ったコミュニケーションの活性化と視覚化」をキーワードにコンサルティングサービスを提供しています。
その「コミュニケーションの活性化と視覚化」を具現化させるために、どのようなサービスを
提供されていますか?
「コミュニューションの活性化と視覚化」って、PDCAサイクルに近いと思っています。まずは、現在会社で起こっている社内の出来事やお客様との関連をコミュニケーション履歴として蓄積していく。 蓄積したコミュニケーション履歴を実際に経営層が見て、次の経営戦略などのアクションにつなげる。 そのためには、コミュニケーション履歴を視覚化して経営層(場合によっては社員)が見て、有益な情報として活用できないといけません。有益な情報として活用できて始めて、次のアクションにつなげることができます。つまり、コミュニケーションを視覚化することで、その活性化につながる仕組みづくりをサービスとしてご提供しています。
我々は 「ナレッジ」というものを、コミュニケーションを中心に考えています。 誰と誰が会話して、どういう内容をどのようなメディアを使って情報提供したというナレッジを共有していく仕組みを、我々独自のフレームワーク使って、お客様と仕組みづくりをしていきます。 言い換えれば、お客様の声、社員の声を吸い上げる仕組みを創り、それを視覚化して、経営陣が判断してアクションを取り、そのアクションの経過・進捗が分かるような仕組みを築いていきます。ここで重要なのは、効率化だけを目的とした仕組みではなく、社員の「ヤル気」などを
起こさせるような仕組みを構築することです。そこまでの仕組みがあってはじめて、より本質的な企業の
コミュニケーションが活性化されると考えています。
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