自分を褒め、仕事を楽しみ、モチベーションを上げる!

2012.09.11

開発秘話

自分を褒め、仕事を楽しみ、モチベーションを上げる!

喜田 真弓

「カリスマ」営業マンとか、「カリスマ」技術者とか、人々を魅了するような資質や技能をもった人気者が身近にいないだろうか。アシストで言うなら、データベースの技術を担当している佐瀬(さぜ)がその一人だ。

入社11年、後輩はもちろん、そのキャラクターと働きぶりで同期からも一目置かれている佐瀬。入社後1期のみサポートセンターに修行に出たのが唯一の別部署経験で、それ以外は一貫してフィールドエンジニアで且つデータベース分野一筋。製品導入や障害復旧といった基本から始め、設計などに範囲を広げた上で2012年1期からはプリセールスを担当している。社内外から佐瀬を指名して仕事がくるのも、その知識や技術力はもちろんだが、エンジニアとしての仕事への姿勢が大きい。

土日でも家で仕事をすることもあるという佐瀬は、ワーカホリックでも仕事依存症でもないが、仕事のことは常に頭から離れない、という。

「仕事には全力で取り組んでいます。そのことは家族みんなが理解してくれているので、土日などの休日であっても仕事のことを考えたり、実際に仕事をしても家族から文句を言われることはありません。仕事が好きですし、仕事ができるようになることも大好きです。ただ、コツコツと一つ一つ丁寧にやっていくような仕事も大変重要だと思っていますが、それだけだと変化がなくて面白くない。“佐瀬だからできる”ような無茶な仕事を頼まれた時の方がテンションがあがります」

やりたいからやってるだけ、と佐瀬は言う。やりたい時、やれる時はとことんやる。だが、帰りたいと思えば定時に帰るし、眠いな、という理由だけで休暇も取る、これが佐瀬流の働き方である。

「体調不良で半休する後輩を見ると、“もったいないな。体調崩す前に休めばいいのに”と思います。最近、自分で『会社に12時間以上いないルール』を作りました。9時に来たら、遅くとも21時には帰ろうと。最近参加してる社内プロジェクトは朝の会合が多いのですが、そういう日は朝6時半くらいに来て18:30には帰る。こんなことを考えたのも、最近、自分の体力的に12時間くらいがパフォーマンスの限界かな、と思ったにすぎません」

アシストの社内でも、いかに「ワークライフバランスをとるか」という取り組みがなされている。しかし佐瀬は、仕事も含めて自分の人生は自分でコントロールするもので、それを会社や他人に取り組んでもらわなければならないという現実に違和感を覚えると言う。

「言葉は悪いかもしれませんが、自分の人生なんだから好きにすれば、と思います。会社は仕事をする場所なんだから仕事をするのは当たり前。当たり前のことをするのに、頭でっかちにワークライフバランスなんて考える必要があるんでしょうか。仕事は当たり前にやる、ただそういう中で、いかに自分のしたいようにやるかを考えていきたいですね。自分でコントロールして休みたい時には休む、逆に思いっきり仕事したい時は仕事をする。それでいいと思います。だって自分の人生でしょう」。こう言いきる佐瀬だが、最初からこんなに自信にあふれていたのだろうか。

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