「石の上にも3年」、そんな諺を例にだせば、仕事はつらいもので、忍耐でがんばることが当たり前のようにも思えるが、実際、入社して3年もたつと転職を考える人は少なくないという。
その佐藤はいま、OJTとして新人教育も担当している。
「朝9時に業務を開始し、サポートのアサインが立て続けにある場合は1日中サポート対応を行うこともあります。サポートが無い時間にはナレッジ作成、新人育成を行っています。1年目は大変でしたが、それでもアシストフォーラムのデモコーナーに立つ機会を与えてもらい、初めてお客様とお話ができた時は嬉しかったです。新人だったので大変緊張しましたが、サポートセンターはお客様と直接対面してお話をする機会がないので、とても良い経験になりました」
佐藤はFAQ1000件プロジェクトでの貢献が認められ、期に一度、各事業部の優秀な社員に会社から贈られる「アシスト・チャンピオンクラブ」賞に選ばれた。上司の谷藤だけでなく、他のメンバーも文句なく佐藤の活躍ぶりを称えた。
「このような賞をいただくことに驚きましたが、事業に貢献した、ということでとても光栄に思いました。もちろんチームの協力でいただいたものですから、メンバーに大変感謝しています。お客様にとってFAQが問題を検索した際のヒット率を上げ、より早い解決に結びついてもらえると幸いですし、これからはFAQをより利用しやすくするような仕組みを考えていくことも課題として取り組んでいきたいです」
自分の仕事がお客様にどのように役に立ち、またビジネスに貢献しているのかを知ること。そしてその活動に対して、たとえそれが金銭的な報酬でなくても、目に見える形で評価されると、人はさらにその上に向かって伸びようとする。そしてもう一つ、“やる気”のもとは、尊敬できる上司・先輩の存在、そして相互の信頼関係だといえるだろう。
「課長の谷藤さんは、チームメンバーをいつも鼓舞し、迷ったときには正しい方向に導いてくれます。メリハリのある時間意識をチームに徹底させてくれ、働きやすい環境をいつも作っていただていると感じています」と佐藤。
谷藤がメリハリのある時間意識をメンバーに徹底するのは、谷藤自身のモットーが会社オンリーにならず、どんどん外部の友達や環境の違う仲間と交流し、常に新鮮な感性を磨く、というものだからかもしれない。(感性といえば、谷藤の写真は玄人はだしで、この佐藤のプロフィール写真も谷藤撮影による。)
谷藤はこう語る。
「サポートにおいて、お客様を思う気持ちやビジネスを推めていくチカラやアイディアは机上で『勉強』して学ぶものではないと思っています。ですから一日の時間を大切にし、今日やることと明日やることのけじめをつけることを課の方針にしています。佐藤はそれに見事に応えてくれています。漢字で表すなら「凛」という一文字がぴったりですね。前向きに取り組む姿勢、やると決めたことには全力投球する姿勢は入社当時から現在も一貫しています。おいしいものに感動し、楽しいときには思いっきり笑う佐藤は、チームの中ではひまわりのような存在です」
サポートセンターの仕事は営業のような華やかさはなく、どちらかといえば地味な作業だ。だからこそ大切なのは、お客様対応を『作業』にせず、『使命』として取り組んむことだと、谷藤は言う。入社3年目の佐藤はいま、新人のOJTを担当しながら、それを後輩に伝えようとしている。
文責: 株式会社アシスト 広報部 喜田 真弓
お問合せ:press(アットマーク)ashisuto.co.jp
03-5276-5850
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