新入社員が4月に入社して1ヶ月が経過した。学校を卒業して新しい職場で、希望や夢を抱いて仕事を始める。これは多くの人が通る道だが、これから40年ほどの時間を職場ですごすのなら、「働く目的」を明確に持つことなくただ報酬のために働くのだとすれば、初心を貫き続けることは容易ではない。
三村がアシストを知ったのは、出身校である広島大学でビル・トッテンの講演があり、それに参加したのがきっかけだった。
「一匹狼よりもチーム・プレーヤーである人を求む、というのを強調していました。自分は一人だと怠けてしまいがちなので、チームで仕事をすることを前面に出しているアシストなら自分でもやっていけそうだと思えたので、入社を決めました」。チームで仕事をするのだからメンバーを思いやるのは当然のこと。そして三村の意識の中では、社内だけでなくお客様も一緒に仕事をするチームのメンバーなのだ。
「あくまで自分の主観でしか考えられないことですが、相手はどうされたら嬉しいのだろうかということをいつも考えます。そういう意味では、八方美人、全方位外交なんだと思います。後はそれをプライベートでも生かせれば(笑)」(ちなみに三村は独身なのである。)
入社して最初の3年間、三村は東京の本社に勤務し、4年目に出身地である福岡へ戻ってきた。
東京時代は技術に特化し、狭く深く仕事をしてきたが、福岡では広く浅く、一人何役もこなさなければならない。それは大変な時もあるが、まさにチームプレーを求められる職場である。お客様と話をする時、向かい合って話していても、気持ちはできるだけ同じ方向を向いてお話できるように心掛けていると三村は言う。その気持ちがあるからこそ、お客様と良い関係を築くことができ、お客様の懐に入っていけるのだろう。そんな三村を誰も八方美人とは呼ばない。また自分が恵まれた環境にあると思えるのは、全方位外交が奏功しているからだろう。
「働くというのは、自分が誰かのためになることを通して、結局は自分のためになること」。三村にとっては、人間関係を通じて自分が成長し続けること、働く目的はそこにあるのかもしれない。
文責: 株式会社アシスト 広報部 喜田 真弓
お問合せ:press(アットマーク)ashisuto.co.jp
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