12月23日より3日間、東京の晴海にある晴海トリトンスクエアに、「氷を使わないスケートリンク」がお目見えする。
今回のスケートリンク用樹脂パネルにあたるような、必要となる技術がないために、そうした機会を実現できていないということも確かにあるだろう。しかし、実際には、技術は存在しているものの、それを必要とするような着想、設計、仕様を我われが描けていないために、環境経営を進める機会を逸していることの方がはるかに多い。
「スケートリンクは氷の上をすべるもの」といった常識にとらわれることなく、「コストや地球環境への負荷を生じさせる氷を使わないスケートリンクはできないか」という視点を持って製品、素材、技術を探せば、仮に今は存在していなくとも、それを開発できるサプライヤは見つかるものだ。
コストも地球環境への負荷も両方同時に低減できる夢のような技術を着想すること、それが環境経営実現の有効な手段であることを、今回のケースは教えてくれている。
中ノ森 清訓/株式会社 戦略調達 代表取締役社長
調達・購買業務に関わる代行・アウトソーシング、システム導入、コンサルティングを通じて、お客様の「最善の調達・購買」を実現することにより、調達・購買コスト、物流費用、経費削減を支援する傍ら、調達・購買活動から環境経営に貢献する方法は数多くあると、環境負荷を低減する商品・サービスの開発やそれを支える優良なサプライヤの紹介など環境調達に関する情報発信活動を行っている。
コーポレートサイト: http://www.samuraisourcing.com/
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株式会社 戦略調達 代表取締役社長
コスト削減・経費削減のヒントを提供する「週刊 戦略調達」、環境負荷を低減する商品・サービスの開発事例や、それを支えるサプライヤなどを紹介する「環境調達.com」を中心に、開発・調達・購買業務とそのマネジメントのあり方について情報提供していきます