毎日お付き合いしているEメール。 このEメールは、本来主人であるあなたが使いこなすものですが、 あなたは、逆にEメールに追いまくられていませんか?
メールというものは、どんどん溜まっていきます。
メールは最初に接触した時に、処理することを心がけましょう。
こんなことはよく起こりませんか?
パソコンを開いていつものようにアウトルックを開いて、Eメールをチェックする。
「あ、●●さんからメールが入っている。 この題ならたいしたことないな。 後で読んで返事しよう」とつぶやきながら、個人用フォルダーに何気なく移す。
そして、何気なく別のメールを開く。
「▲▲社から、クレームらしきメールが来ている。これはAさんと電話で相談しなければならんな」といいながら、次のメールに何気なく目を移す。
「XXさんからお礼のメールが来ているな。 メールのお礼をこちらからも入れないと・・・。まー忘れずにあとでやろう」とつぶやいて、個人用フォルダーに移す。
そうこうしているうちに、未処理のメールがどんどん溜まって行く。さて、そろそろ取りかかるかと思って、何気なく受信トレイを覗くとさらなる新着メールが続々と入電していることに気付き、またそれをチェックしている間に、またメールが地層のように山積みとなる。
こうなってしまうと、一番最初に見たメールに取り掛かるまでに既に時間が経過してしまい、タイムリーな返事が極めて重要なお礼のメールなどが今更出せない状態となって、「まー、今回は出さないでいいか・・・」となってしまいます。
また、最初にチラ見したメールを再度開くということは、同じメールを結局2度も3度も読むことになり、時間を浪費することになるのです。
時間の浪費だけならまだしも、最初のメールが時間の経過と共に、どんどん陳腐化し、情報としての価値が薄れ、メールボックスの底に沈殿してしまい、ついには日の目を見ることなく、削除されてしまいます。
これらを防ぐ唯一の方法は、「とにかくメールは最初に見たときに処理する」というお作法を身につけることです。
要は、「何気なく」対応をやめて、ファーストコンタクトで処理してしまうということなのです。
大量の時間を節約することになるばかりか、一秒でも新鮮な情報に触れることによって、ビジネスチャンスが生まれる確率が高くなるのです。
実際に、目にしたらその時にその場で処理してみると、意外に時間がかからないで処理し終えることがわかると思います。
それと、一番大事なことは、頭の片隅にいつもこびりついていた「未処理の雑メールがあり、これを処理しなければならない」というもやもやした雑念が取り払われて、とてもすっきりした気持ちで仕事に取り組むことができるのです。
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