「朝活」ということばが流行っています。 早起きをビジネスに活かしていますか?
昔から「早起きは三文の徳」と言われます。早起きは健康にもよく、何かと得をすることがあるということです。
「早起き三両倹約五両」。
三省堂故事ことわざ辞典によると、朝早く起きることと倹約することは、どちらも大きな利益をもたらすということで、朝寝や浪費をいましめたことわざとあります。
ことわざに教えられずとも、早朝におこなう仕事の効率は大変いいなーと日々実感しています。
早朝の1時間は、夜の3時間に相当すると言われます。つまり、夜だと3時間かかる作業でも、早起きして取り組んだ場合は、1時間で出来てしまうということです。
それほど、早朝というのは脳の働きが活発で、冴えており、筆者の場合は、特に新しい製品やサービスの構想をまとめながら企画書を作成したり、講演やプレゼンテーションのためのスライドを作成したりする場合には、前の晩には一杯やってさっさと布団に入り、必ず早朝に行うようにしています。
実際にやってみると分かりますが、夜には遅々として進まなかった作業や仕事も、早朝にやってみるとあれよあれよと片付いて行くことを実感することができます。
時間が短縮されるだけでなく、その仕事のアウトプットにも、自分で感心することがあるほど出来栄えにも差があるのです。
ただ、早起きにはコツがあります。 早朝に起きようとするときに多少眠たくても、とにかく一旦起きて、思い切って寝床から出てしまうことです。
寝床のなかで眠たくなくなるまで待とうとすると、いつまでたっても早起きはできないのです。
ともかく寝床から這い出して、家の外に出て、新鮮な空気を思い切り吸い込み、天気がいい日には朝日を拝んで、大きく伸びをするだけで、活動のスイッチが入り、準備が整うものなのです。
なぜ朝の方が仕事がはかどるのかについては諸説ありますが、そんな理由を詮索している暇があればまずは実行してみてはどうでしょうか?
世界の第一線で活躍している人物や一流企業のトップやビジネスで大成功している実業家は、夜のビジネスに携わっている方除き、例外なく皆朝型人間なのです。
それと、人間は元々「陽が昇るから、目を覚ます」というように、人類の数百万年もの歴史上、体の中には、早朝から活動するということがもっとも適した生活のリズムとしてDNAにセットされていると思われるのです。
ちなみに、筆者の場合は、前日飲みすぎて寝たような場合を除き、大体毎朝5時台には起きています。 以前は夜型人間の典型でした。
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