ツイッターの企業利用の価値は?Z会東大合格発表中継にて(後)

2010.03.14

IT・WEB

ツイッターの企業利用の価値は?Z会東大合格発表中継にて(後)

寺西 隆行
(株)Z会

ツイッターは果たして「企業」として有効活用できるのでしょうか? まぁ、「先にツイッターありき」の姿勢じゃ難しいでしょうね… 逆に、目的があれば、とても有効活用できます。 なんてことを、弊社(Z会)の話題になった事例から感じていただければ、と。

その感情は、読者のみなさまの想像にお任せします。
そして、その感情を生み出す根源の1つが、

「瞬間の、間違いのない記録」

ということにあります。

余談ですが…当日、声を発する、Z会公式ツイッターのフォロワーは“なるべく少なく…”と祈っていました、この日だけは(苦笑)
多くの瞬時でのつぶやきは、各人のTLを汚してしまいますから…。
※もちろん、それを気にしない方であればいいんですけど。

当日は「フォローしないで、Z会公式ツイッターを見る」方が一番良かったかと思います(笑)
Z会としても、この企画の「後」で、Z会の公式ツイッター企画に気づき、フォロワーが増えたほうがいい、と思っていましたから。
なので、フォロワー数が250件程度だったのは、「まずまず」という感じでしょうか。
(1000人を超えると、さすがに申し訳ないな…という感情が先に立ち、別のアカウントをとっていたと思います)

“こんな企画なのにフォロワー数少ないのが残念”と心配してくださった皆さん(とくに社内?笑)、その心配には及びませんので、ご安心を。。。

6)顧客に「表現する」会社に!

僕の段取りが悪く(苦笑)、今回の「サプライズ」企画として、「合格者へのメッセージを届けよう!」とイントラネットに告知したのは、3月8日(月)、実施の2日前でした。
そこから2日間で139名の声が、どんどん僕のメールアドレスに届く。。。
メールのタイトルが「合格者へのメッセージ」で溢れかえっていました(笑)

合格した人に近づく機会が提供されたら、「おめでとう!」と声を発せられるZ会であってほしい。

受験する前の人に近づく機会が提供されたら、「頑張れ!」と声を発せられるZ会であってほしい。

サービスを利用して一生懸命勉強してくださっている方には「ありがとう!」という気持ち、「応援している!」という気持ち、表現できるZ会であってほしい。

「教育」の「サービス業」ですから、従業員マインドとして基本中の基本ですよね。

「会社」という「組織」の「なかのひと」になってしまうと、お客様に素直に声を発せられない方、世の中には相当数でいるような気がします。
でも、「なかのひと」の前に、「ひと」です。
サービスを受けられている方に、精一杯の声を届ける…
それが今回のツイッター企画であり、かつ、このツイッター企画を「実際にやる」ことで、無意識に「組織のなかのひと」になっている方に、「ひと」のマインドを思い出して欲しい、という狙いもありました。

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寺西 隆行

寺西 隆行

(株)Z会

文部科学省広報戦略アドバイザー 経済産業省「未来の教室」教育・広報アドバイザー 三島市GIGAスクール推進アドバイザー 等

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