パーソナルブランディングのススメ ~活性化人材となるために~

2010.02.17

仕事術

パーソナルブランディングのススメ ~活性化人材となるために~

星野 善宣

皆さん、パーソナルブランディングって聞いたことありますか? 活躍しているビジネスパーソンは、無意識かもしれませんが、皆さんパーソナルブランドを確立されています。

ビジネスでは、それぞれの持つ能力を表現することが求められます。どんなにスキルを磨いても、周囲から認識され、表現する「場」を得ることができなければ、そのスキルを活用することはできません。磨いて自己満足では駄目なのです。

そこでお勧めしたいのが、「パーソナルブランディング」です。
(ここ数年、多くの関連書籍が出ていますので御興味ありましたら、読んでみて下さい。)

パーソナルブランディングでは、自分の目指す姿周囲からの認知を一致させていきます。この一致が、「信頼」に繋がります。(周囲が認知しているあなたと、自分の認識がズレていれば、当然、信頼を気づくことは難しくなりますよね。)

今回は、実際にパーソナルブランディングを行う上での注意点をいくつか御紹介致します。
(やり方が決まっているわけではありませんが、当社で提供しているパーソナルブランディングを参考として御説明致します。)

1.「将来なりたい自分」を決め、そこに向けてのパーソナリティー構築を行います。
この時に大切なのが、「将来なりたい」という事です。自分の特性を客観的に見つめ直し、将来どうなりたいかを決めます。あくまで現在の自分からではなく、「将来なりたい自分」です。
現状を延長していても、望む結果には繋がりません。

2.ポジショニング
「将来なりたい自分」が決まったら、そこに向けてのポジショニングを決めます。同じポジションを目指す人が多いところを目指しても、競争困難になります。自分の特性を客観視して、将来なりたい自分が確立できるポジションを探してください。いわゆるレッドオーシャンではなく、ブルーオーシャンを見つけます。
ここでのポイントは、しぼり込むことです。例えば、「まずは自分のいる会社の○○なら、あなた」というポジションを目指すとか、「○○という仕事は、あなた」とかです。

3.目指す姿のイメージを深堀して、現状とのギャップを修正・強化
「将来なりたい自分」からブランディングを行うので、現状のあなたにはない能力もあると思います。そこで、決めたポジションを確立するために現在ないスキル、知識を磨いて下さい。ブランディングをしても、そこに向けて努力して高めなければ確立は出来ません。
信頼獲得のため、「なりたい自分」に向けて行動し続けることが必要です。

パーソナルブランディングは、誰もが可能ですし、必要です。有名人や、専門家、経営者だけではありません。

パーソナルブランディング構築を進めると、「軸」が出来ます。それはあなたの成長を間違いなく強化します。自分の将来・成長について悩まれている人は特に、挑戦をお勧めします。

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