日本相撲協会の改革を唱えて無謀とも言える理事選出場に踏み切った貴乃花親方。 しかし、既得権を持っている現理事の壁は高く、このままでは敗北は必至。 角界の「社内政治」にうち勝ち変革を実現するために貴乃花が知らねばならない「GTOの法則」とは…
ちなみに、この3つの観点から貴乃花親方の現状を勝手に評価すると、まずGoal-orientedは×(ペケ)。問題意識や危機感はなんとなく伝わってくるものの、じゃあ何を目指しているかはハッキリと伝わってこないので、もう一がんばり。
Time-boundは、そこまでの段階ではないので不明。一方のオープン化は、実は意識しているのではないかとも思います。
というのは、上記の6人の親方を見て欲しいのですが、実は貴乃花親方と同世代は現役名では貴ノ浪関と高貴力関だけ。他の4人は10歳以上離れている人もいて、年齢という観点からはオープンになっているな、と評価します。なので、他の一門から、もっと若い親方が貴乃花親方に賛同するような体制を整えられれば、理事に当選というのも意外とあるかもしれません。
決戦は2月1日の理事選、ひょっとしたら本場所よりも注目です。
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社内政治に絶対負けない法
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